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読書のすゝめ

福沢諭吉「学問のすゝめ」

投稿日:2018年9月14日 更新日:

 

「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり。」

誰もが皆、耳にしたことのある言葉だと思います。

皆さんはこの言葉の意図をご存知でしょうか。

もちろん、文字通り「神様はみんな平等に造りました」と言っているのですが、

福沢諭吉先生が言いたいことはそれだけではありません。この言葉はあくまでも冒頭の掴みなのです。

主題は、本のタイトル通り

学問はいいものですよ。学ぼうぜ。

といっているのです。

 

読みやすさ

私も、小さいころからこのフレーズを耳にしたことがありましたが、

「みんな平等」って言う、なんて良い人なのだろう、ってくらいに思っていました。

しかし、作者が福沢諭吉であるだけで難しそうな本、という感じがしませんか?

大人が読むんだろうなーって思っていました。

 

しかし実際は、

大人ではなく学生の時に読んでおくべきでした。

 

そんな難しいことはありません。
専門知識もいりません。

平易な言葉で、人が生きていく上で大切なことがいっぱい詰まっています。

よくある、自己啓発本の類です。

超ロングセラー

初版は1872年、最終章17編まで1876年の4年間執筆されたものです。(岩波文庫版は初版1942年12月21日です。)

当たり前ですが、作者福沢諭吉は1835~1901年の主に明治に生きた人なので実は、戦前に作られたんです。

つまり、140年も読み継がれている大ベストセラーなのです。

これだけ長く読まれるということは、なにか理由があるのでしょう。

私がこのようにおすゝめするのもその一つです。

これからを生きていく皆さんにぜひ読んでいただきたいです。

印象に残ったところ

私が一番印象に残ったところは、

日本は、日本人が集まるから日本なのであって、決して土地がここにあるからではない。というところです。

例えば、私たち日本人が南極に移動しようが、月に移住しようが、国民のいるところが日本になる、ということです。

つまり、日本人の「精神」が一番大事なのです。

たとえ人種が違っても、心・精神が日本人であれば日本人なのです。そしてその人々が集まって国ができます。

そして、良い国を造ろうと思えば、秩序が必要になってきます。

その秩序=ルールを施行するために政府が誕生します。

政府も、国民みんなで運営しているのです。

「愚民の上に苛き政治あれば良民の上に良き政治あり」と説かれていますが、

今の政治に不満がある。ちゃんとやっていないのではないか・・・

そう思う方は今一度この言葉を思い出してください。

不満な政治=国民の質なのです。

会社も同じ

これは日常生活にも役立ちます。

私も、サラリーマンですから、会社に不満があるときがあります。

ついつい愚痴ってしまうこともしばしば・・・。

でも、

そんな会社にいるのも自分の選択、自分の責任なのです。

グチグチ言いながら、自分は”現状”を選んでいるのです。

自分のような人間が集まって”会社”ができるのですから、自分が良くなれば会社がよくなる。

そう思って行動するようにしています。

夫婦関係も同じ

夫婦も同じです。

紙切れに記入するだけで法的拘束力が生まれますが、

よく「結婚する意味は?」という問いかけを耳にします。

たしかに、共働きがすすんだ現代社会では、

税金減額の効果も薄く、優遇措置もそこまでありません。

逆に、私が男なので男目線で考えると、「自由がなくなる」と考える人が多いです。

少ない給料で、妻や子供を養って・・・なんて思うかもしれません。

私も、紙切れ一枚で・・・と思いますが、しかし、夫婦関係も、

「二人そろって夫婦」

「家族そろって家族」

です。

法的拘束力は関係ありません。

そこにいる二人の精神で夫婦や家族が生まれるのです。

お互いを思いやり、精神的に夫婦や家族になれるよう努力していきたいと考えます。

 

以上です。

ご一読ありがとうございました。

 

本文は以上です。

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