努力は報われる!エネルギー保存の法則で人生を豊かにする方法

突然ですが、エネルギー保存の法則はご存知でしょうか。

エネルギーの総量は変わらない、という法則ですが、実はこれ、人生にも当てはまるんです。

なぜかというと、お金は、サービスや価値を提供した対価で増えますよね。ダイエットも同じで、注いだエネルギーだけ脂肪が燃焼されて体重が減ります。

つまり、何もしなければ何も得ることはできません。努力が無駄に感じたり、思うように成績が伸びなかったり、人間関係がうまくいかなかったりするのは、それにエネルギーがそそがれていないからです。

この法則を理解していると、人生がグッと進みやすく、楽に生きることができます。

専門知識がなくても大丈夫ですので解説していきます。

エネルギー保存の法則とは

理科で習うワードですが、具体的な定義は以下のような感じです。

エネルギー保存則
「外部からの影響を受けない物理系(孤立系)においては、その内部でどのような物理的あるいは化学的変化が起こっても、全体としてのエネルギーは不変である」という法則。無からエネルギーを創造し得ないことを示す、物理学の根本原理の一つ。」 参考【広辞苑 第7版】

ポイントは、どうあっても『エネルギー』の総量は変化しない、無から創られない というものです。

エネルギー移動の例

天秤で考えてみると分かりやすいです。

〇釣り合っている=5:5
〇右に傾いている=3:7

重さエネルギーか移動しましたが総量は10です。

エネルギーの合計は、常に一定であり無から創造されない、ということです。

このことを、人生に置き換えて考えていきましょう。

人生もエネルギーの入れ替え

これを、人生に置き換えて、努力、お金で説明していきます。

努力の例

努力で考えてみましょう。

テストの点数を1点上げるのに、10の努力エネルギーが必要だとしたらどうでしょう?

10の努力エネルギーは、1時間かかるかもしれませんし10時間かかるかもしれません。

努力したのに報われなかったって思うことがありますよね。そんな時は費やすエネルギーが足りていないのです。10時間勉強しても3くらいしか積み重ねていない場合もあります。

人によって得意不得意がある

もう少し深堀りすると、個人差も考慮に入れないといけません。

すぐになんでもこなせてしまう人がいますよね。頭の出来が違うのかなって思いますが、人にはそれぞれ得意不得意があります。

例えば以下のような感じです。

社労士に受かるには1000時間の勉強が必要と言われてますが、努力エネルギーに換算すると、1500エネルギー必要だと考えます。
そして、人によって1時間で得られるエネルギーは違います。得意な人=2努力エネルギー/時間
不得意な人=0.8努力エネルギー/時間

得意な人は750時間で受かり、不得意な人は1875時間必要になる計算となります。

1000時間勉強したけど受からなかったという人は、800エネルギーしか積み重ねていなかったということです。

しかも、得意な分野だと飽きないですよね。その相乗効果は計り知れません。なので自分の得意分野を認識することが大事です。

お金の例

次は、お金で考えてみます。お金は分かりやすいです。

例えば、世界にお金が100億円しかない場合で考えます。

1万人に配布=1,000,000円/人
100人に配布=100,000,000円/人

でも、現実はこんな感じです。

100人に50億円配布=5000万円/人
残りの50億を9,900人で分ける=505,050円/人

お金はあるところにはある、といいますがこういう仕組みです。

貧富の差はありますが、全体でみると、お金というエネルギーの総量は変化していないですよね。

お金以外を提供している

じゃあ、お金持ちになるにはどうしたら良いのか。

違うエネルギーを提供してお金エネルギーを引き込むことです。

例えば、サービス、エンタメ、利便性などです。

50のサービスを提供したら、50のお金が返ってきます。お金持ちは、楽してお金を稼いでいるようにみえて、その分、エネルギーを提供しています。「簡単にお金は稼げない」といわれるのはこういうことです。

努力は、エネルギーの方向が大事

努力が報われて夢を叶えるためには、その分野にエネルギーを注げば良いわけです。

でも、ただ単に時間を費やすだけではいけません。エネルギーを蓄え、正しい方向に向けなければいけません。

その正しい方向を考えるには4ステップあります。

  1. 自分の得意な分野を探す
  2. インプットする
  3. エネルギーを自分の中で変換する
  4. リターンを考える

順に説明していきます。

1.自分の得意分野を探す

自分が得意な分野を探します。

得意な分野に注ぐエネルギーは大きいです。

私でしたら、ゲームですね。いつまでやっても寝不足になっても飽きません。多分努力エネルギー5くらいあるんじゃないかと思います。

2.インプットする

エネルギーを注ぐにはまずはインプットしないといけません。

アプトプットが大事、だといわれますがインプットが元栓です。

インプットの方法は、読書、セミナー・・・などの体験からです。要はなんでも構いません。自分の経験がエネルギーになります。

絵師や音楽家などのクリエイターはそうですね。プロ野球選手など全部に当てはまります。具体的には以下のような感じです。

絵師=自身の経験から思いついたアイデアを絵で表現する
音楽家=自身の感情を音で表現する
プロ野球選手=自身の経験を本番で発揮する

その分野にエネルギーを全集中しているから、私生活とか人間関係とか他のことがダラしないことがあるのかなとも思いますね。

3.エネルギーを自分の中で変換する

インプットしたエネルギーを自分の中で変換します。

ゲームでしたら、仕入れた技術を練習して上手くなるように頑張るなどです。自分の身になったら、「気を付けるべきこと」「どれだけ大変か」という体験にエネルギーが変換されます。

4.リターンを考える

リターンは地位、名声、お金など人それぞれですが、ここではお金で考えましょう。

お金は、価値を提供することで手に入れます。つまり、言い換えると、自分のエネルギーを相手に届けるということです。

お金が欲しいのであれば、お金を払ってもらえるような価値を提供しなければなりません。そのために自分のエネルギーを相手に届けます。正しい届け方をしないと望んだ結果は得られません。

エネルギーの総量は決まっている

残念ながら、エネルギーの総量は決まっています。

でも、それは世の中全体のことで、個人の可能性は無限大です。

10エネルギー取り込み(合計10)

変換、提供

10エネルギー分お金を稼ぐ

15エネルギー取り込み(合計25)

変換、提供

15エネルギー分お金を稼ぐ

繰り返し・・・

こうやって自分の合計を増やしていきます。53万になったらフリーザです。

何となくイメージはできますでしょうか。インプットアウトプットの総量は変わらないところがポイントです。

社会的に成功した人は、この合計が高いのです。

エネルギーの合計が人間の器

エネルギーの合計値が人間の器ともいえます。

たくさんのポイントを溜めましょう。

良いことを行えば自分に「善ポイント+1」みたいな感じで、逆に悪いことを行えば「善ポイント-1」です。善ポイントを多く溜めたら、人にも善ポイントを分け与えることができる人になります。善ポイントはすごく価値が高いものと考えると、ペイフォワードの意味が分かります。

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