「MOSって独学で取れるの?」
「テキストと講座、どっちがいいか分からない」
そう思って調べると、おすすめ情報が多すぎて、どれを選べばいいか迷いますよね。
結論から言います。
MOSは独学で十分合格できます。テキスト1冊+実際に手を動かすだけでOKです。
私は総務部で10年以上WordやExcelを使い続けています。
採用担当として履歴書を何百枚も見てきた立場から、「取っておいて損がない資格かどうか」も含めて正直にお伝えします。
MOSとは何か【まず整理する】
MOS(Microsoft Office Specialist)は、WordやExcelなどのOfficeソフトのスキルを証明する資格です。
試験の種類はこうなっています。
- Word:一般・エキスパート
- Excel:一般・エキスパート
- PowerPoint:一般
- Access:一般・エキスパート
- Outlook:一般
就活・転職で役立てたい方は、まず「Excel一般」か「Word一般」から取るのが一番効率的です。
事務・総務・経理系の求人では、ExcelとWordを使えることが前提になっていることが多いので、この2つを持っていると書類選考で確実にプラスになります。
MOSは独学で合格できる理由
MOSが独学向きな理由は3つです。
- 試験範囲が明確で、テキスト1冊で網羅できる
- 実技試験なので「手を動かす練習=そのまま勉強になる」
- 合格率が高く、正しく準備すれば落ちにくい
MOSは「知識を暗記する」試験ではなく、「実際にパソコンを操作する」試験です。
テキストを読むだけでなく、手を動かして練習する量が合否を分けます。
逆に言うと、操作を繰り返せば確実に合格に近づけるので、スクールに通わなくても問題ありません。
おすすめのテキスト・講座
テキスト:よくわかる MOS(FOM出版)
MOSのテキストは複数ありますが、FOM出版の「よくわかるシリーズ」が一番おすすめです。
理由はこれです。
- 試験の出題範囲をほぼ網羅している
- 操作手順がスクリーンショット付きで分かりやすい
- 練習用データがダウンロードできるので、実際に手を動かして練習できる
「どれを買えばいいか分からない」という方は、まずFOM出版の「よくわかる MOS Excel 365&2019」か「よくわかる MOS Word 365&2019」を選んでおけば間違いありません。
自分が使っているOfficeのバージョンを確認してから買ってください。
無料講座:YouTubeで十分補える
「動画で学びたい」という方も、YouTubeに無料の解説動画が充実しているので、お金を払う必要はありません。
「MOS Excel 勉強法」「MOS Word 解説」で検索すると、試験対策に特化した動画がたくさん出てきます。
テキストを読んで意味が分からなかった部分を、動画で補う使い方がおすすめです。
有料講座はいつ使うか
Udemyなどのオンライン講座は、セール時に1,000〜2,000円で買えることがあります。
「テキストだと続かない」「動画でまとめて学びたい」という方は、セール時に購入するのがコスパが良いです。
ただ、MOSの範囲はテキスト1冊で網羅できるので、わざわざ講座を買わなくても独学で十分です。
「独学が続かない自信がない」という方だけ、有料講座を検討してください。
合格までのスケジュール【1〜2ヶ月が目安】
MOSは簿記3級より短期間で合格できます。
目安はこうです。
- Excel一般・Word一般:1〜2ヶ月(毎日30〜60分)
- Excelエキスパート:2〜3ヶ月(一般取得後)
1日30分でも、2ヶ月続ければ十分合格できるレベルになります。
「忙しくて毎日できない」という方は、週末に2〜3時間まとめてやる方法でも問題ありません。
1週目:テキストを流し読みする
最初は全体を把握することが目的です。
「全部完璧に覚えよう」としないことがコツです。
「こんな機能があるんだ」程度に流し読みして、どんな操作が試験に出るかイメージをつかむだけでいいです。
2〜4週目:手を動かして練習する
テキストの練習問題を実際にパソコンで操作します。
1回解いて終わりではなく、「何も見ずに操作できる」まで繰り返します。
分からない操作は、Excelを実際に開いてその場で試す。
この「試す習慣」がMOSの勉強で一番大事です。
5〜8週目:模擬試験を繰り返す
テキストに付属している模擬試験を本番想定で解きます。
時間制限を意識して解くことで、試験本番のペース配分が分かってきます。
模擬試験で80%以上安定して取れるようになったら、本番の申し込みをしてください。
MOSを取るメリット【採用担当として正直に言います】
履歴書でMOSを見たとき、採用担当としてどう思うか正直に言います。
「Officeが使えることの証明になる」という点ではプラスです。
ただし、Excel一般だけでは「業務で使えるレベル」とは見なされないことが多いです。
採用担当の本音はこうです。
- Excel一般:「基本操作はできるんだな」という印象
- Excelエキスパート:「関数・ピボットテーブルまで使えるな」という印象
- Excel+Word両方:「事務系の基礎は揃っている」という印象
就活・転職での差別化を目的とするなら、Excel一般だけでなくエキスパートまで取るか、簿記と組み合わせるのが効果的です。
私自身、総務部で10年以上Excelを使っていますが、「MOSを持っている」より「どんな業務でどう使ったか」を説明できる方が、面接では印象が良かったです。
資格はあくまで「入口の証明」です。
試験概要【2026年版】
- 主催:オデッセイ コミュニケーションズ
- 受験形式:パソコン操作の実技試験(CBT方式)
- 受験場所:全国のテストセンター
- 受験日:随時(テストセンターの空き次第)
- 受験料:一般10,780円・学生8,580円(税込)
- 試験時間:50〜60分
- 合格基準:1000点満点中700〜750点程度(科目により異なる)
MOSは随時受験できるので、「準備ができたらすぐ受験」できるのが強みです。
試験日が年に数回しかない資格と違い、スケジュールを立てやすいです。
まとめ
MOS独学の勉強法をまとめます。
- まず「Excel一般」か「Word一般」から始める
- テキストはFOM出版「よくわかるシリーズ」1冊でOK
- 動画はYouTubeの無料コンテンツで補う
- 勉強期間は1〜2ヶ月、毎日30分が目安
- 「手を動かして繰り返す」が唯一のコツ
- 差別化したいならエキスパートか簿記と組み合わせる
「自分に向いているか不安」という方は、テキストを1冊買って1週間だけ試してみてください。
Officeを日常的に使っている方なら、思ったより早く感覚をつかめるはずです。
事務・総務系のスキルをさらに強化したい方は、こちらもあわせてどうぞ。
→ 簿記3級の独学勉強法【3ヶ月で合格できるテキスト・スケジュール】
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