【簿記3級】独学合格までのロードマップ!勉強方法とおすすめのテキストをご紹介

資格といえば「簿記」を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

「将来役に立つ勉強がしたい。」
「とりあえず資格が欲しい!」
「何か勉強をしなければ。」

こういった方へ簿記の勉強をおすすめします。

簿記は、利益の計算などに使用します。
一生のスキルになりますし、社会人には必須のスキルと言っても過言ではありません。その最初のステップとして、簿記3級の取得を目指すのが良いです。

本記事は、簿記3級を独学で合格したい方に向けて、以下の内容を解説していきます。

  • 簿記とはどのようなものか。
  • 何から始めたら良い?勉強の進め方は?
  • おすすめのテキストはどれ?
  • 試験内容は?
  • 合格したあとの活用方法

私は文系出身ですが、社会人2年目のときに「とりあえず何かしなければ!」と思って、すき間時間を利用して勉強を始め、独学で合格できました。
かかった期間は3か月くらいです。
ちなみに、簿記2級も独学で合格できました。

誰でも取れるイメージがある簿記3級ですが、その効果は大きいです。

簿記3級に合格したら、会社全体の仕組み・流れが分かるようになってきて色んな仕事を任されるようになりました。
特に、損失が発生した時の処理や、イレギュラーな取引が発生した時など、普段とは違う処理が求められたときに判断をできるようになりました。

ぜひ、簿記3級の勉強を始めてみてください。

本記事の内容
  1. 簿記3級ってどんな資格?
  2. 簿記3級は独学でも可能な理由
  3. 独学の勉強方法とおすすめのテキスト
  4. 日商簿記3級試験に応募しよう
  5. 簿記を合格した後のキャリアアップ

簿記3級ってどんな資格?


学習を始める前に、「簿記とは何か?」を把握しておくのが良いです。
ここを理解するかどうかで、今後の勉強の質が全然違ってきます。

簿記の全体像

簿記とはお金の流れを記録する方法のことです。言い換えるとに”帳簿に記入するルール”です。
1~3級まであって、3級はその入門レベルです。

帳簿とは「日記帳」「仕訳帳」「総勘定元帳」などのことです。これをもとに、損益計算書(利益の計算)、貸借対照表(財務状況)を作成していきます。

企業がそれぞれ異なるルールで利益計算していたら、ちゃんと儲かっているのかわからないですよね。
そのために帳簿に記入するルールを定めているのです。

多分、専門用語でよくわからないかもしれませんが、簿記3級では使いません。
今は「ふーん」くらいで大丈夫です。

簿記は税金の元になる

もう少し掘り下げると、最終目標は「利益計算」「税金の算出」です。
企業会計の仕組みは以下の感じです。

お金が動く

そのお金は何なのか評価する
通信費?広告費?など…(会計学)

帳簿に記入する
損益計算書、貸借対照表の作成(簿記

結果をみて税金を計算(税法)

同じルールで計算しないと、企業によって税金が違って不公平になりますし、どう評価していいのかわからなくなります。

ここまで聞くと「なんだか難しそう…」と思うかも知れませんが、簿記3級なら大丈夫です。
ルールを覚えるだけですから。
サッカーで例えると「手を使ったらダメ」「相手のゴールにボールをいれたら得点」ってくらいです。

これを念頭に置いて勉強に臨んでいきましょう。

簿記3級は独学でも可能な理由


ちゃんと3か月続けて勉強すれば独学でも受かります。

しかし、簿記が初めての人にとっては、最初の方は、意味不明で困るかもしれません。
簿記が、特殊な内容なのは事実です。
義務教育で習ってませんし…。

でも、やってみたら、なるほど!って感じてもらえると思います。
合格率も50%程度ですし、根詰めなくても、ちゃんとやれば受かるって感じです。

テキスト2周目くらいから何となくわかって来ると思います。
とりあえずテキスト2回読むとわかるって思っておきましょう。

通信講座が不要な理由

調べてみると「通信講座がオススメ」が出てきますが、個人的には不要だと思ってます。

理由は、独学で、テキストだけで合格できたからです。
簿記3級は独学で合格できるのに、お金かけてもあまり効果ありません。

例えば、テキスト読むだけなら15分で終わるのに30分の講義は長すぎます。
外出先で見たいなら、YouTubeの無料動画を探して観るだけで十分です。

通信講座をやるなら2級からがオススメですね。

実践でも役立つので、お金をかける価値があります。
私は、3級の延長で、2級も独学で進めましたが…。→簿記2級に独学で合格した方法

でも、簿記3級をテキストで2周したけど、「どうしても理解できない」「なんだこれは」って人は、通信講座もありです。
もしするのであれば、有名なこちらのコースがオススメです。→クレアール 簿記3級コース

独学の勉強方法とおすすめのテキスト


独学での勉強方法はいたってシンプルです。

  • テキストを読む×2周
  • 問題集を解く

これを交互に繰り返します。
目安は2回です。

勉強時間の目安

簿記を初めて勉強する人でも、2か月あれば合格可能です。
不安だったら3か月あれば十分です。

毎日30分、週末に問題集2時間くらいですかね。

私は、継続してコツコツできないタイプなので、毎日続けるのではなく、のんびり気分で勉強してて3か月くらいかかりました。

簿記3級のおすすめテキストと問題集

おすすめのテキストと問題集は、この2冊です。

とりあえずこの2冊でOKです。
イラストが可愛いいけど、内容が薄いのではないか…と思うかもしれませんが、何周か読むので、読み返すハードルが低いほうが良いです。
実践は問題集に任せます。

おすすめする理由は、次の通りです。
十分でした。

  • ベストセラー(多くの人が合格してきた)
  • イラストがあって、直感的にわかりやすい
  • 実際に自分が合格できた

勉強方法①/テキストを買って読む

まずはテキスト【スッキリわかる 日商簿記3級】を2周読んでください。
1週目は、よくわからないと思いますのでサラっとで良いです。

深く理解しないことがコツです。

簿記3級は入門なので、深く理解しようとすれば”会計学”や”簿記論”の世界になって挫折する可能性が高くなります…。

問題を解いて深まる知識もあるので、問題集を解いた後、またテキストを読み返しましょう。

勉強方法②/問題集を解く

残念ながら、テキストの付属問題は、試験用としては不十分なので、過去問題集も必須です。

本番で「テキストで習ってないぞ!?」って部分が出てきます。
先程ご紹介した、こちらの問題集を解いていきます。
合格テキスト 日商簿記3級

わからないところは飛ばしてかまいません。

飛ばすのは不安かもですが、私は途中で飽きて3分の1くらい手つかずで、「何しているのかサッパリわからない。」という状態でも合格したので大丈夫です。

70%の正解率で合格できるので、わからないところに時間をかけるのは得策ではありません。
理解しやすい問題は8割くらいあるので、そこを重点的に学習しましょう。

2級を勉強したら、3級の内容が理解できる感じなので、今は深く考えなくて大丈夫です。
実践で使いたい!ってことでしたら、2級合格を目指すことです。
でも、2級に臨むには3級を理解しておかなければなりませんので、やはり3級をさらっとやって、2級でガッツリ頑張るって感じが良いと思います。2級を合格してから思いました。

具体的な勉強のポイント

ひとつ、学習時のポイントをご紹介しておきます。
このポイントを押さえておけば、2級も独学で合格が可能になってきます。

※簿記に触れたことのない人は「なにこれ!?」ってなると思いますが読み飛ばして大丈夫です。勉強を進めていたらわかるようになる内容です。

ポイント

私が陥ったのは、[借方、貸方]って何?左右に振り分けるの意味不明なんだけど!?でした。(語源も気になって調べましたが諸説あって、さらに謎です。なので深く理解する必要はありません。)

理解するポイントは、簿記のゴールである、貸借対照表と損益計算書をイメージすることです。
以下の画像が、貸借対照表と損益計算書の例です。

なんだか難しそうですが、「右と左に分かれているんだなー」ってくらいで良いです。

貸借対照表
損益計算書
※損益計算書は、借方(左)→費用、貸方(右)→利益です。

左右に項目が、以下のように分かれていますよね。

借方(左側) 貸方(右側)
資産 負債、純資産
費用 利益

発生したお金の動きを、このように左右に振り分けることが仕訳です。

資産が増えたら借方(左)
費用が増えたら借方(左)
利益が出たら貸方(右)

という感じです。
簿記は、左右に仕訳ることをひたすら繰り返すだけです。

上記内容が理解できていたら、知らない問題が出てきても対応できます。

合格できるレベルはどれくらいか

「どれくらい理解出来たら、合格できるのか。」と心配になってきますが、テキストを見なくても問題と答えが想像できるレベルになればOKです。

ここまで勉強できたら、3級合格は確実だと思います。

当座預金に現金預けたから[借方:当座預金、貸方:現金]
商品仕入れたから[借方:仕入&仮払消費税、貸方:買掛金]

こんな感じですね。

だいたい、テキストを3周したらこれくらいになれると思います。
これくらいのレベルを目指すのが良いです。

日商簿記3級試験に応募しよう


簿記の試験について知っておきましょう。
応募方法はもちろん、スケジュールや合格者数なども知っておくと、モチベーションにつながります。

概要

主催は商工会議所です。
商工会議所HPより参照)

  • 応募:商工会議所HPでネット応募
  • 受験日:毎年2、6,11月(コロナで中止の場合あり)
  • 受験料:2,850円
  • 出題:商業簿記
  • 時間:120分
  • 合格基準:70%以上
  • 準備物:鉛筆、消しゴム、電卓

簿記3級の受講者数と合格者数

以下の画像通りです。
商工会議所HPより抜粋)
簿記3級受講者数と合格者数
毎年、50%が合格していますね。
難易度は優しい方ですが、数字が苦手だったり馴染まない人もいるようです。

勉強を始めた時は、理解しにくいのでそこで挫折する人が多いと聞きます。

簿記3級合格した後のキャリアアップ

簿記3級を取得するメリットは大きいです。
以下の4つの視点から解説してきます。

  • ビジネスの基礎を学べる
  • キャリアアップにつながる
  • 程よい難易度で充実感あり
  • 専門職になれる

ビジネスの基礎を学べる

すべての企業が簿記のルールに則って商売をしています。

サラリーマンや個人事業主でも、所得を得るなら納税しなければいけません。
お金の流れを記録しておくルールが簿記でしたよね。

「いつか独立したい。」
「会社で出世したい。」
「フリーランスで自由に生きたい」

今では、こう思う人は多いですよね。

でも、サラリーマンでも、個人経営でも、利益計算は必ずしなければなりません。

「出世しなくてもいいや。」って思っていても、年齢を重ねると、いつか管理職ポジションになります。
だから、簿記がどんな場面でも役に立つスキルなのは間違いありません。

しっかり学んでおけば、保管すべき書類の判別やデータの残し方、利益の仕組みまで知ることができて業務にも活かせます。

キャリアアップにつながる

残念ながら、簿記3級では活用には遠いですが、2級をとったらだいぶ有益です。

そのための足掛かりとなります。
上述の通り、出世や独立などキャリアアップを目指すなら、なおさら必須のスキルです。

程よい難易度で充実感あり

独学で合格できるように、しっかり勉強すれば受かるシステムが構築されています。
受講者が多く、情報も多く出回っている点も助かります。

弁護士や税理士のように、合格するまで何年も勉強し続ける必要はありませんし、独学はほぼ不可能の資格です。
それに比べて、簿記は程よい難易度です。

資格に向けて勉強したり、合格した後の達成感で人生が充実してきますよ。

専門職になる

比較的簡単にとれる資格ですが、経理職に就職しやすくなるので非常に有効です。

派遣社員になっても、事務職だけではなく、経理事務を斡旋してくれます。
経理は簿記の知識が無いと務まりませんので、立派な専門職です。

まとめ

以上、説明した通り、独学でも取得は可能です。

不安に思うかも知れませんが、テキストだけなら2,000円もしないので、読んでみてから受験するかどうか考えてみるのもOKです。

ぜひ、簿記を始めてみましょう!

分からないことがあれば、コメント等でメッセージいただきましたら返信いたします。
お気軽にどうぞ!

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