私は、読書が趣味なので、年70冊くらい読んでいました。
目標は年100冊でしたが、3日に1冊はきつくて挫折しました。
だから、速読術にも憧れましたがこれも難しくて挫折。
でも、わかったことは、速読よりも効果的な方法は行動することです。
速読を検討している方はぜひ読んでください。
読書には種類がある
読書には2種類の目的があります。
- 楽しむ読書
- 学ぶ読書
楽しむ読書ならゆっくり読みたいですよね。
だから、速読したい人は「学ぶ読書」が目的ではないでしょうか。
学ぶ読書って一冊の本から、自分の人生を変える、何かしらの学びを得ることです。でも、そんな良書に出会うのも稀ですし、社会人になると中々時間が作れないので、速読が欲しくなります。
速読に期待する効果
速読術をマスターしたら、どんなメリットがあると思いますか?
僕はこんな感じに思っていました。
でも、よくよく考えてみると、楽しむ読書なら別ですけど、本をたくさん読んでも人生が豊かになる訳ではありません。
本を読む目的は、知識を得ることですが、知識を得ても行動しないと人生は変わりません。
私の知り合いが言っていました。
「勉強ばっかりして、どうやって火が着くか知ってても実際に火起こしできる人は少ない。」
まさにこれです。
今までの私は、どうやって多くの本を読むかにこだわっていましたが、読書だけでは自己満足の世界だと気づきました。だから、たくさん本を読んでも変わった感じがしなかったのです。
読書の先には行動があります、読書だけしても意味がありません。
疑問に思ったことはすぐにネットで調べる
今の時代、行動が命です。
疑問に思ったことは、ネットで無料で調べることができて、答えもすぐに出てくるので、それをみてすぐに行動することができます。
だから、これから読書の役割は「楽しむこと」に特化してきます。そこで、速読の価値は下がっていきます。
速読は技術である
速読は読書するための技術です。
「ギターが上手くても売れるかどうかは別」と同じで、速読ができても行動に移せるかは別です。
たくさんの本を読んでいる人、文法がわかる、その分野の専門知識があるという人が、慣れから速読できるだけであって、速読の達人でも全く無知の分野で速読はできません。
例えば、私は、自己啓発系の本を大量に読んでいた時期があるのですが、自己啓発系ってだいたい同じことが書かれているんですよね。だから、目次を読んだだけで「ああ、こういう内容だろうな」と推測できる状態でした。これなら、本作りに携わる出版関係の人や、寄稿する専門家の人なら、ある程度いいたいことが想像できるので速読できるでしょう。
必要な能力として挙げるなら、知識量、要約力、記憶力です。
でも、そこに至るまでに、速読は必要ありません。
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