ネガティブ思考を治す方法【体験談】

毎日、ネガティブに過ごしていると時間が無駄に感じますし、しんどいですよね。

「なんで自分はこうなんだろう」
「人生って楽しくないな~」
「何も考えたくない」

こんなことをずっと考えていると「なんで生きているのだろう」まで行きつきます。

ポジティブシンキングというけれど、上手くいった試しがない・・・。

 

でも大丈夫です。
ネガティブは克服できます。

 

なぜなら、私自身がそうだったからです。

かつての自分に伝えたい。ネガティブの原因は100%環境です。と。

環境を変えるよう行動することで、ネガティブになる要因を避け、ネガティブにならなくなります。

原因から解決方法までを詳しく説明していきます。

ネガティブになる原因

原因を知らずに対策はできません。

まずは、ネガティブになる原因を考えてみましょう。

人間の基本はネガティブ

基本的に、人間はネガティブになるようにできてしまっています。

危険を察知して逃げないと生きていけませんからね・・・。

危険といわれてもピンと来ないかもしれませんが、ここでいう危険とは、高い所から落ちそう、車にひかれそうになったなどではなく、「予想がつかない未来が怖い」ということです。

例えば以下のようなことです。

  • 自分がどうなるかわからない
  • 勉強しないとどうなるか
  • 今のままではいけないと思う

これらはすべて未来のことです。

今、あなたがネガティブになっているということは、いろいろ想像して「自分はこのままで大丈夫だろうか」と考えていませんか。

逆に、過去の感情は時間が経ったらほとんど忘れているはずです。

未来→悲観的
過去→楽観的

人間はこう考えるようにできているのです。

まずはその前提を知っておきましょう。

ネガティブな人の特徴

もう少し掘り下げてみてみましょう。

危機感は、自分にどのように表れているのでしょうか。

ネガティブな人の特徴を見てみましょう。

「すべて意味が無いと思う」「勤勉」「意味があることをしたい」「ぼーっと過ごすことができない」「向上心が強い」「良い面、悪い面考える」・・・自分がネガティブだったので、たくさん出てきますね。

これらは全部「欲求」ですよね。

カテゴリーに分けると以下になります。

  • 承認欲求
  • 人間関係
  • 自己実現

まぁ、明日死ぬとしたらこんなこと考えないでしょう。

つまり全部、未来に対する恐怖なんです。

ネガティブな人に共通するのは、モノゴトをちゃんと考える真面目な人なんですよね。

ちゃんと考えるからこそ不安になるのです。

なにも、ネガティブ=根性の無い人間ってわけではありませんよ。

誰にでもネガティブじゃない時期はあった

でも、生まれてからずっとネガティブな状態ではないはずです。

私は遺伝子説には否定的です。

特に、子供時代はどうだったでしょうか?

思い出してください。怒ったり悲しかったりしたこともありましたが、楽しい!ずっとしていたい!何かしたい!という想いが強かったのではないでしょうか。

それは、未来のことを考えることがなかったからです。

ポジティブな人は、ネガティブな人とは逆に、将来について心配したりせず、やりたいことや夢に向かって進んでいる人です。

ネガティブの特効薬。ナマケモノが一番

では、ネガティブな感情が「モノゴトを考えるから、将来が不安になる」ということ分かりましたが、何も考えず、ぼーっとしておけばいいのか。

その通りです。ナマケモノになるのが一番です。そうしたらネガティブな感情は出てきません。

でも、ネガティブな人はそれができないんですよね。「どうやって生きていくんだ」って思います。

こうやって、一番いい方法があっても、将来を考えて、勝手にネガティブになってくることがほとんどです。

でも勝手に浮かんでくるから仕方がありません。

なので、それに対してどう対処すればいいのか、これから説明していきます。

自分の欲求をかなえてあげることでネガティブは無くなる

自力で、何も考えないようにすることは、多分無理です。

どうしても浮かんできます。何も考えない人は悩みませんからね・・・。

では、できる限り考えないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか。

それは、環境を変えることです。

 

子供とちがって大人は、「責任感をもつ」「我慢すべき」「成果が必須」・・・こういうプレッシャーにさらされています。

「もういい歳なんだから」と言われるわけですよ。

まずは、こういうプレッシャーから自分を解放してあげることが重要です。

決して逃げではありません。

自分自身の人生は自分で決める、立派な大人です。

具体的どうするか、それは「自分で自分の欲求をかなえてあげること」です。

先ほど挙げた、「承認欲求」「人間関係」「自己実現」を自分の手でかなえてあげてください。

順番に見ていきましょう。

承認欲求

認められたい欲求です。

自分がやったことに「さすがっ」「センスあるね」、考えたことには「確かにそうやな」って言ってほしい、ということです。

大人になると、あまり褒められなくなりますよね。いいえ、全くと言っていいほど認めてくれません。

だから、自分だけでも自分を褒めてやってください。

意外と無意識に、周りと比べてしまって「自分はまだまだ。もっと上がいるから頑張らないと」と思っています。真面目ですからね。

そう思ってしまったら、認めてくれる人が居なくなってしまいます。

人間関係

今まで、気の合う友達とだけの付き合いでよかったですが、社会人になると合わない人とも話をしないといけない時がでてきます。

自分勝手な人、ちょっとしたミスも責めてくる人、なんでも人のせいにする人・・・。

面と向かって「あなた嫌い」というのも大人げないし、逃げるのもかっこ悪いし、なんとか作り笑いで乗り切ろう、となりがちです。

これは大きなストレスですよね。

自己実現

これは、自分が達成感を感じるか否かにかかっています。

達成感を感じていますか?満足感でもいいです。

例えば、「自分って成長したな」とか「良い作品ができた」とか。

そう思わない人は、「目標」を立てていない場合が多いです。

「達成」はそれに対する「目標」が無いと成立しません。

多くの人は「夢」があっても「目標」が抜けていることが多いです。まずは「目標」をつくってください。できれば小さなことが良いです。

 

私の場合は、「1日1ページ本を読む」「ゲームをちょっと早めに終わる」「ブログのことを1分考える」のような感じです。

ちょっとストレスを感じます。

でも、実は、「1日1ページ本を読む」と「1日1冊本を読む」では難易度に差がありますが満足度はそこまで変わりません。ここ重要です。

つまり、目標と達成感は比例しないということです。

それよりも「達成した」と自分に感じさせることが一番大事です。

達成した感情を感じる癖をつけたら、日常のなかで自然と感じるようになります。

欲求を満たす方法

欲求は人によって異なります。

自分で見つけて自分で行動する必要があります。

ここはちょっとしんどいですが、ちゃんとしたプロセスで考えれば答えは必ず見えてきます。

まずは自己分析

毎日、無意識にしていることはありませんか?

睡眠を除いて1日約16時間、何をしていますか?

  • 毎日のルーティン
  • 何気なく繰り返していることは無いか
  • したくないことをいていないか

これらはすべて、「毎日しているけど自分を満たす行動ではない」です。

満足しないことに時間を費やしていないか

人生100年と言われる時代ですが、ぼーっとしてたらあっという間です。

何となくしていることに、多くの時間を費やしていませんか?

働いて退職するまで50年間・・・人生の半分を、ネガティブ過ごしたいですか?

人生の半分ですよ。

嫌ですよね。

これを変えるには、「したいけど、していないこと」をしたらOKなのです。

したいけど、していないこと

したいけど、していないことって意外とたくさんありますよね。

  • 勉強して何か知識をつけたい。けど仕事で疲れてできない→休みの日に少しでも読書してみる
  • 彼女いなくて寂しけど出会いもない→出会いの場にいってみる
  • 毎日仕事がつまらない→転職サイトに登録してみる

以下は、私の実際の例です。

効果的だったのは、出会いの場に行ってみることでした。
毎日がマンネリしていたので、ある日「街コンに行ってみよう」と思いました。

初めてだったので、すごく緊張しました。

そして惨敗しました。4,000円返せって感じです。

でも、それが悔しくて、その時は隙あらば街コンに行っていました。※・・・ネットワークビジネスが多かったのもいい思い出ですが(笑)>>マルチ商法の勧誘はこうやって断ろう【体験談|ネットワークビジネス】

普段気にしない、髪の毛の1本1本とか、髭の剃り残しとか、自分の鉄板ネタとか考えたり。非常に充実していました。

そして、理想の女性と出会い、結婚しました。
理想の相手と出会うことで、いまではネガティブになることが全くありません。

これも、出会いが欲しいな~って思っておきながら、出会いの場に行っていない自分に気がついて、行動へ移した結果です。

したいな~って思っていることは自分にとって必ずプラスになります。

具体的な例

毎日で多くの時間を占めるものを改善すると効果が大きいです。

例えば、仕事、睡眠、家族・友人などです。

仕事

だいたい、22~70歳くらいまで約50年間、毎日8時間は働くことになります。

毎日というよりも、人生の半分ですよね。

好きなことを仕事にする、と言われますが、本当にそうです。

人生の半分ですからね。

50年間、嫌々過ごすのか、楽しんで過ごすのか。大きな差が生まれます。

転職するのか、自分で商売をするのか。

選択肢は幅広いですが、今ご自身がサラリーマンなら、転職をオススメします。

自分で稼げるならとっくに独立していますし、天職を見つけるために転々としても良いです。転職が当たり前の時代ですからね。

個人的には、自分で探すよりも、エージェントに分析してもらうのが良いです。

どうせ転職するなら、他の人の視点も聞いてみて学んでみるのが良いです。

睡眠

1日に満足していない人が夜更かしをしやすいといいます。

何かしなければ!と思えば思うほど、睡眠をおろそかにしてしまいがちです。

睡眠は三大欲求の一つです。

睡眠が不足しがちなら、意識して睡眠をとるのが良いです。

私も、かつては、「ゲームしたい」「アニメの続きがみたい」「今、いいアイデアが浮かんだから実践したい」「今日勉強してない」って思って夜更かしすることが多かったです。

しかし、「明日しよう」と考えて睡眠を多めにとるようにしたら、何かしら元気になります。そして効率が良くなります。ゲームの勝率も高くなります(笑)。

それだけ大事なのです。

積極的に取るようにしましょう。

家族・友人

人とのかかわりも大切です。

家族とともに成長してきましたし、友達と楽しい時間を過ごしてきました。

自分の時間を割いて、時間を共有しているのです。人付き合いも、多くの時間を費やします。

みんなに好かれようとして、気が乗らない人と付き合っていませんか?

そんなときは、少し意識的に距離をおいても良いかもしれません。

絶対、顔を合わす、というのであれば、環境を変えることをオススメします。

幸せとは価値観の一致

余談ですが、小説家【浅田次郎】氏の講演会で、印象に残る言葉がありました。

「幸せとは価値観の一致である。従って200年以上続いた江戸時代が一番幸せだったと考える。祖父、父、自分、子供へと価値観が変わることなく受け継がれていった。だから目指すものや大事なものに対してお互いに理解があり、黙っていてもみんなが同じ方向に働きかけるのである。」

学園祭が楽しいのもこれと同じ原理です。普段あまり仲が良くないグループとも、学園祭ではなぜか仲が良くなりますよね。これも、学園祭を成功させるという共通の価値観があるからです。言葉に出さなくても「成功させたい」という心をお互いが持っているだけで、なんとなく親近感が湧いてきます。

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