配属ガチャで総務部に外れた私の「1年後」——心境変化と3つの選択肢【体験談】

営業部にいきたかったのに、総務部に配属された…。このまま続けて大丈夫だろうか?希望の部署にいくことはできるのか?

こんな悩みに答えます。

「配属ガチャに外れた。1年後、自分はどうなってるんだろう」

そう思ってこのページを開いた人、今がいちばんしんどい時期だと思います。

私は今も総務部にいますが、配属が決まった当初、「これが自分のキャリアでいいのか」というモヤモヤを抱えていたのは確かです。

だからこそ、あの頃の自分が知りたかったこと——「1年後、本当にどうなるのか」を、この記事に全部書こうと思いました。

きれいごとじゃなく、続けた人・異動した人・転職した人、それぞれの「1年後のリアル」を書きます。

結論|想像よりも総務部は働きやすい

woman-type誌の調査では、配属ガチャにハズレた人の7割が「今幸せに働いている」と回答しています。1年後は、今とは必ず何かが変わっています——行動した人にも、しなかった人にも。

配属ガチャに外れた直後、私は毎日こんな気持ちだった

配属が発表された瞬間、「ん〜〜〜〜」と悩んだことを覚えています。

「総務部」という文字を見て、最初に浮かんだのは「周りと差がついてしまう」という感覚でした。

「総務って使えない人が行くところ?」という声がネット上にあることも、知っていました。それが頭にあったからです。

周りの同期が営業や企画の話をしている中で、自分だけが違う世界にいるような感覚です。会社の飲み会でも、配属先の話が出るたびに少し身構えてしまう。

これは私だけの話じゃないはずです。

Yahoo知恵袋にも毎年のように「同期は全員営業、自分だけ総務」という投稿が上がっています。

総務配属から1年後、どうなったか【3パターンの体験談】

1年後の結末は、大きく3つに分かれます。

パターンA:総務で頑張り続けた人の1年後

「気づいたら、仕事が楽しくなっていた」

最初の半年は正直しんどかった。

でも、7〜8ヶ月目を過ぎた頃から変化が出始めた——そう話す人は少なくありません。

理由は、総務の仕事の「全体像」が見えてきたタイミングだからです。

入社直後は目の前の業務をこなすのに精一杯。でも半年以上経つと、「自分がやっている仕事が会社のどの部分を支えているか」が少しずつわかってくる。

労務・法務・採用・施設管理——これを横断して理解できるのは総務だけです。その希少性に気づいた人は、1年後「ここにいてよかったかも」と感じていることが多い。

1年後の状態:業務に慣れ、社内人脈が広がる。自分の市場価値への見方が変わり始める。

パターンB:社内異動を実現した人の1年後

「1年間、結果を出してから動いた」

入社直後に異動希望を出しても、まず通りません。
「今の仕事が嫌なだけ」と判断されるからです。

異動を実現した人の多くは、1年間の間に「今の部署での実績」を作ることに集中しました。総務の仕事を丁寧にやり切り、上司の信頼を得てから「将来は〇〇に関わりたい」と伝えた。

その結果、2年目以降の社内公募・自己申告で希望部署への異動が叶ったケースが出てきます。

be-do.jpの体験談でも、「希望と違う配属だったが、現場で結果を出し2年目に企画部門へ異動できた」という事例が紹介されていました。

1年後の状態:異動の権利を得るための実績作りが完了しつつある。社内での評価が固まり始める。

パターンC:転職を選んだ人の1年後

「1年で決断し、第二新卒として転職した」

1年以内に転職を選ぶ人もいます。特に「配属先で心身の不調が出ている」「会社の約束が守られていない」という場合は、続けることに意味がないケースもあります。

Yahoo知恵袋の体験談では、「1年の現場研修後に望まない部署に配属され、会社に約束を反故にされた」という事例がありました。このケースでは「転職を前提に動くべき」という回答が多数を占めていました。

第二新卒(入社3年以内)は、ポテンシャル採用の対象として転職市場での需要があります。「総務での1年間」もマイナスではなく、「法務・労務・コミュニケーションの基礎がある人材」として評価されるケースがあります。

1年後の状態:転職活動を経て新しい職場へ。「あの1年があったから今がある」と振り返れることが多い。

入社〜1年後の心境変化タイムライン

あの頃の自分を振り返ると、こんな変化がありました。

時期心境主な出来事
入社直後ショック・比較・不安配属発表。同期との差を強く意識する
1〜2ヶ月焦り・疑問「なぜ自分が総務なのか」が頭を離れない
3〜4ヶ月慣れと新たな疑問業務には慣れるが「このままでいいか」が浮かぶ
5〜6ヶ月分岐点「続けるか・動くか」を本気で考え始める
7〜9ヶ月変化の兆し仕事の全体像が見え、面白さを感じる瞬間が出てくる
10〜12ヶ月自分なりの答え行動した人としなかった人で状況が変わり始める

最もしんどいのは、入社後1〜3ヶ月目です。

知恵袋の投稿の多くが、この時期に集中しています。でも、ここを過ぎると「慣れ」がやってくる。慣れは「諦め」ではなく、「土台ができた」ということです。

「配属ガチャ1年後」に関する調査データが示すこと

woman-type誌の調査では、配属ガチャにハズレたと感じた人の約7割が「今幸せに働いている」と回答しています。

なぜ7割が幸せになれたのか。主な理由は以下の3つです。

  1. 仕事への慣れと習熟:最初は苦手だった業務が、できるようになると楽しくなる
  2. 視点の変化:「ハズレた」と思っていたが、その部署で得たものの価値に後から気づいた
  3. 行動による変化:異動・転職・スキルアップなど、何らかの行動が状況を変えた

逆に「今も幸せではない」という3割の多くは、「何もしなかった」または「行動が遅れた」ケースが多いとも言われています。

今あなたが取るべきアクションは?状況別の判断基準

「つらいけどまだ動けていない」という人へ

まず、今のしんどさを紙に書き出してみてください。

「何が嫌なのか」「何があれば続けられるか」「転職したいのか異動したいのか」——これを言語化するだけで、次の一手が見えてきます。

漠然とした不安は、「具体的な問い」に変えると動きやすくなります。

「半年〜1年経って、何も変わっていない」という人へ

何も変わっていないなら、何かを変えるタイミングです。

社内公募・自己申告制度があるなら使う。制度がないなら、1on1やキャリア面談で希望を伝える。それでも動きがないなら、外を見始める選択肢も現実的です。

「体や心に限界を感じている」という人へ

これは続けることを優先する局面ではありません。

第二新卒として転職できる期間(入社3年以内)はまだあります。「逃げ」ではなく、「自分に合う場所を探す合理的な判断」として動いてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 配属ガチャに外れた後、1年で転職するのは早すぎますか?

A. 状況によります。心身の不調がある・会社との約束が守られていない場合は、早期転職が合理的な判断です。ただし、「なんとなく嫌だ」という段階なら、まず社内で動ける手を試してから決断する方が選択肢が広がります。

Q. 1年後、本当に気持ちは変わりますか?

A. 変わります。ただし、「黙って待つだけ」では変わりにくいです。何らかの行動(異動希望を伝える・スキルを磨く・情報収集する)と組み合わせることで、1年後の状況が変わる確率が高まります。

Q. 総務配属での1年間は、転職活動でマイナスになりますか?

A. なりません。法務・労務・コミュニケーション能力の基礎として評価されます。特に「幅広く対応できる人材」を求める中小企業では、プラスに評価されることが多いです。

Q. 同期との差を感じて辛いです。どうすれば楽になりますか?

A. 同期と比較するのをやめることが第一歩です。キャリアは5年・10年単位で見ると、最初の配属の差は思ったより縮まります。「今の部署で何を得られているか」という視点に切り替えると、少しずつ楽になります。

まとめ

配属ガチャで総務に外れた後の「1年後」は、3つのパターンに分かれます。

パターン1年後の状態必要な行動
総務で続ける仕事の全体像が見え、面白さが出てくる今の業務に真剣に向き合う
社内異動異動の権利を得るための実績が整う今の部署で結果を出しながら希望を伝える
転職新しい環境で再スタート第二新卒の期間内に動き始める

woman-typeの調査が示す通り、7割の人は1年後に「今幸せ」と答えています。

今が一番しんどいタイミングです。ここを過ぎれば、必ず変化が来ます。


CV導線

「動くべきか続けるべきか」を一人で抱えているなら

管理部門・バックオフィス系の転職エージェントに相談すると、「今の自分の市場価値」と「動ける選択肢」を客観的に教えてもらえます。

転職を決意していなくても、「情報収集だけ」の相談でも問題ありません。「選択肢を持っておくこと」が、今の状況の閉塞感を少し和らげてくれます。


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執筆者:igaramu(現役総務・採用担当)