就活になると自己分析は必須です。でも、なぜ自己分析が重要なのか疑問ですよね。自己分析をしっかりしておけば、就活だけでなく、今後の人生の役にも立ちます。
しかし、採用を担当した私の経験上、深く考えることができていない人が多いです。
本記事では自己分析をする重要な理由を説明していきます。ぜひ、ご自身の結果をもう一度見つめ直してみてください。
自己分析をする理由
自己分析をする理由は、ズバリ、自分を客観的に評価するためです。
以下のような経験はありませんか?
- 気持ちよく歌ったのに、録音したら下手に聞こえた
- 髪を切っても、意外と周りは気づいていなかった
- 自分の何気ない一言を、覚えている人がいた
自分が感じていることと、周りの人が感じることは違います。
このズレは就活においても発生します。「自分は明るい性格だから営業職をしたい。」という欲求があっても、周りからみたら「暗そう。」「理系っぽい。」と思われていたら、誰も営業職で雇おうとは考えないですよね。自分を客観的にみつめて、認識のズレを無くすために自己分析をします。
具体的には、以下の様なメリットがあります。
- 今後の人生に役立つ
- 責任感をもつ
- コミュニケーション力が上がる
- 強みになる
順番に説明していきます。
今後の人生に役立つ
自己分析は人生の軸になります。
人生の岐路ってたくさんありますよね。就活だけではなく、転職や結婚、出産、マイホーム購入などたくさんのイベントが待っています。そのたびにかなり迷います。でも、「自分はこんな性格で、こういうことがしたい。」って理解していたら答えを出せます。
普段、自分の欲求や行動をじっくり見つめ直すことはありませんよね。特に、社会人になるとほとんど無くなります。しっかり考えておかなければ、惰性で歳を重ねてしまい、ふと気づいたときに、「自分はこんなことがしたかったのか?」と悩むようになります。軸を持っておけばそれを防ぐことができます。
責任感をもつ
自分の欲求を知ることで行動に責任が持てます。
若干、感覚的なニュアンスになって申し訳ありませんが、ちゃんと考えてから行動すると、行動した理由は自分の中から発生したものですよね。だからその行動には責任が伴います。正解かどうかは誰にも分りませんが、責任感を持って行動することは非常に大事です。
他人に判断をゆだねる人と、責任感を持って行動する人はどちらが優秀だと思いますか。断然、後者ですよね。
コミュニケーション力が上がる
自分が他人からどういう風に見えているのかわかると、他人の目を気にする必要がなくなります。そうなると自信をもって人と接することができます。
わかりやすくいえば、恋愛なんかそうですね。好きになった人は、自分をどう思っているか気になりませんか?カッコよくみえているのか、可愛くみえているのか、はたまた、友達のように接しやすいと感じてくれているのか…。(私は男ですが、可愛く見られていて不本意でした。笑)
そして、相手が脈アリだとわかると途端にアタックし始める、みたいな。
恋愛だけではなく、普段のコミュニケーションも同様です。
強みになる
コミュニケーションと似ていますが、自分の特徴を知れば、人とどう違うかわかりますよね。その部分を強みにすることができます。
人と比べなくても、特徴を言い換えたり改善したりして強みに変えることもできます。何せ、自分のことを知らなければ強みも生まれてきません。
自己分析をしなかったら
今度は、自己分析をしなかった場合にはどのようなデメリットがあるのか説明していきます。
自分に合わない生活になる
自分の欲求がわからないため、以下のような生活になります。
- 仕事が楽しくない
- 家と会社の往復でつまらない
- このままでいいのかと思い始める
これが社会人三年目くらいで訪れます。
でも、多くの人がこのように感じているのが事実です。それは、自分の欲求を後回しにしてしまう日本人の性格が大きく起因しています。しかし、毎日を楽しくないと感じて生活したくないですよね。ちゃんと欲求と現実をすり合わせていれば、このような事にはなりません。
何がしたいのかわからなくなる
あるあるですね。人生の路頭に迷う感じです。
自分の欲求って意外と自覚していないことが多いです。目先の欲求はすぐに思いつきますが、どんな人間になりたいか、十年後どんな生活をしたいか、などの大きな欲求は漠然としていて難しいです。
社会人になると、お金はあるので目先の欲求はすぐに満たせますが、大きな欲求はちゃんと目標設定して経験を積み重ねていかないと、途中で迷います。
気分で動くため成果が出にくい
上記と同じ話ですが、目先の欲求ばかり追い求めてしまい、結果、成果が出ないという状態に陥ります。
自己分析の方法
自己分析の方法ですが、以下の記事で詳細に説明をしています。
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