就活で会社説明、会社訪問は必ずしますよね。
行きたい企業に絞って行くのが良いのだろうけど、数社じゃ心配だし・・・。
数を絞っていくのがよいのだろうか?
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
でも、私の経験上、会社説明会は参加できるだけしておいた方が良いです。
理由は以下の感じです。
- 入社したら会社に訪問できるハードルがグッと上がる
- こんなにフルオープンな会社説明会は今後訪れない
- 入社後に活きる
三ヶ月の間、50社以上訪問した私の経験上、たくさん訪問した経験は大きかったと感じています。
特に、入社後にすごく役に立ちました。
その理由を説明していきます。
入社したら会社に訪問できるハードルがグッと上がる
会社説明会に参加した人はご存知だと思いますが、会社説明会ではいろんなことを学ぶことができます。
例えば、以下のようなものです。
- 会社の売上げ・利益率
- 離職率
- 現場の雰囲気
- 設備
- 商品
これらは、本来、簡単に知ることはできません。
同業者になると特にです。
例えば、本をつくる出版業界に絞って就活をしていたら、大企業から中小企業まで訪問しますよね?
仮に、大企業に就職できたとしても、取引関係に無い、中小企業に気軽に訪問することができなくなります。
企業秘密というやつですね。
つまり、売り上げや、工場内を見せてもらうのも難しくなります。
特に、利益は、上場していなければ公表する必要ありませんからね。
ってことはザラです。
誰も本音で言いません。
それを、惜しげもなく教えてくれるのが会社説明会です。
だから、会社説明会で聞ける情報は大きな意味をもちます。
こんなにフルオープンな会社説明会は今後訪れない
企業側も他社より良く思ってもらおうと必死です。
独自の技術や特許など、沢山教えてくれます。
でも先述の通り、普通は教えてくれません。
こんな状況を活用しない手はないと思いませんか?
就活の3か月だけです。
募集を止めたら、知ることもできなくなる企業ばかりです。
面倒だな、って思ってしまっている方は、同じ業界に絞って参加してみてください。
はじめは、企業の違いを感じることが難しいですが、10社くらい参加すると、徐々に特色や雰囲気の違いを感じ取ることができるようになってきます。
入社後に活きる
就活の時期に、たくさんの企業をみることで、入社後に大きな力となります。
例えば、
- 業界知識を得ることができる
- 同じ業界の人脈をつくることができる
- 他社のやり方を学んだり、取り入れることができる
業界知識を得ることができる
説明会はだいたい…以下の4つで説明されます。
特に、業界の特色は同じ業界なら同じような説明になります。
でも、企業によって解釈がことなっていたりします。
それをつかむことができます。
そうしたら、どんどん業界知識が深まって、入社した後、スタートダッシュをきることができます。
同じ業界の人脈をつくることができる
同じ業界を狙っている人は、ライバルでもあり仲間でもあります。
就活中は、学校の友達と一緒に就活をすることができません。
だから、情報が欲しい人は、新しい友達をつくりたくなります。
結構、グループワークなどで、仲が良くなって連絡先交換…なんてこともありますので、人脈を広げやすい時期でもあります。
特に、同じ業界を目指している人は、同じ業界に入社する可能性が高いので、繋がっておくと、入社後に情報交換ができたり、取引に発展することもできます。
でも、人脈を広げていると、ネットワークビジネス目的の人に出くわすことがあります。
ネットワークビジネスは参加者が多ければ多いほど、メリットがありますので、積極的に連絡先を交換するのが特徴です。
友達になったと思ったら、だいたい、セミナーの案内が来ます。詳しくはこちらの記事にまとめています。ネットワークビジネスの断り方、外から見守るのが1番です【体験談|マルチ商法】
他社のやり方を学んだり、取り入れることができる
ここが私が一番のメリットに感じている所です。
特に、採用関係は、他社がどうやっているのか知りません。
他社がどういう風に、学生へアプローチして、どんな特色を打ち出しているのか。
これは、たくさん会社説明会に参加した貴方が、一番知っていることになります。
入社1年目の若手が一番有利な部分ですね。
同期より、しっかり就活をしていれば、頼られること間違いなしです。
実際に私は、就活はわりとガッツリやりました。
なので、入社してから実際に採用活動をするとき、私の経験は、社内で一番ありましたので、説明会の司会を任されることになりました。
このように、説明会に参加するメリットは大いにあります。
会社説明会に参加する際に気を付けること
さて、会社説明会に参加するメリットをお話しましたが、私の経験から、気を付けるべきことをお伝えして最後にしたいと思います。
スケジュールを詰め込みすぎない
1日4社行ったこともありますが、移動時間が1時間しかありませんでしたが移動時間が50分と計算していました。
でも、前の説明会が押して次に間に合わなかった事があります。
もちろん電話して遅れる旨を伝えて、次回に参加させていただきました。
想像力が無い阿呆だったんです。
差別化の部分を見極める
同じ業界だと、会社が違っても、同じような説明に聞こえます。
私は「なんか聞いたことある説明だな」と毎回思って飽きてました。
でも、就活終盤になって気づいたのですが、他社との差別化の部分を意識すると、その企業の特色が分かるようになってきます。
その部分は、人それぞれになるので、基本、自分の就活の軸に合わせたらいいのですが、私は以下のように考えていました。
分からなければ質問します。
- 参加者の数、質→同期になる可能性がある人
- 社員さんの身なり→儲かっているか、指導がされているか
- 売上トップ3が全体に占める比率は?→売り先が競合と重なっていないか
特に、売上比率を聞くのは勉強になりました。
例えば同じ車部品を扱う会社を比較したとして…
B社→一番の売り先が「日産」です!
C社→一番の売り先が「トヨタ」です!
一概には言えませんが、A社とC社は競合しますよね?
単純に考えると、今後、どちらかが優位に立っていきます。
しかも、A社に入社した場合、C社の説明会に参加して情報を集めていたら非常に役に立ちます。
このような考え方をしていれば、会社説明会に参加する意味を感じてくるのではないでしょうか。
就活、頑張ってください。
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