新卒で総務部に配属された話【働いてみてわかったこと】

総務部は、営業と違ってイメージが湧きにくい部署です。

何をする部署なのか。
新卒で入って、将来に影響はないのか。
働いてみた感想を聞きたい。

などなど…
詳細が気になりますよね。

そこで、新卒で総務部に配属された、私の実体験をご紹介します。

出世、他部署との差、将来性など。
私は、他部署の同期がいるので参考になるかと…。

この記事を読むことで、
総務部で働き続けるか辞めるべきかの判断軸がわかります。


私の経歴は…、

従業員数200人程度の製造業で、6か月の工場研修の後、人事課と総務課と経理課の兼務で配属されました。(5年目からは工程管理や仕入れの部署で働き、その後、総務へ戻り社内SE担当。)

人事・総務時代に担当した業務は、

  • 人事課→新卒採用、面接
  • 総務課→システムの保守管理、社内文書作成、重要書類管理
  • 経理課→仕訳や帳簿作成、チェック

など。

大きな企業では、総務部、人事部、経理部で分かれてますが、人数が少ない部署だったので兼務で何でもやってましたね。

なので、本記事は”総務部”だけではなく、人事部、経理部ひっくるめた話をします。でも、”総務部”が気になる人でも、総務・人事・経理の働き方はだいたい同じですので参考になるかと存じます。

総務部の仕事内容

総務部の仕事にどのようなイメージを持っていますか?

  • デスクワーク
  • 書類整理、社内応対
  • 数字に追われない

イメージ的にはこんな感じでしょうか。
合っています。

具体的には、実際は以下のような感じです。

  • 経理→給与計算、経費精算、帳簿作成
  • 人事→入社・退社の手続き、勤怠管理、採用、面接
  • 総務→物品管理、イベントの企画運営、安全衛生管理、社内制度の整備

とりあえず、やることは多いです。

意外と、社外の人と関わる機会も多いので、コミュニケーションが不要…というわけでもないことが、働いてみて意外なところでした。

総務部出身は出世できる?

出世が、いちばん気になると思いますが…、

総務は出世コースです。

私も入社前は、

  • 売り上げが見えないので評価が低い
  • 将来キャリアが不安
  • 雑用係でスキルが身につかない

とネガティブに思っていましたが、逆でした。

事務作業ばかりで心配かもですが、
やってみたら180度印象が変わります。

なぜかというと、会社は総務部が無いと回らないからです。
今、不安な人に伝えるとしたら、

会社運営に必要な知識がつまっているので、
経営者・管理職など上を目指す人にはうってつけです。

と答えます。

実は、社内のベテランでも「総務部って何してるかわからない」と口をそろえて言います。

簿記の仕訳は基本ですが、36協定だったり、契約書を交わしたり、労働基準法や、保険や年金などのことも詳しくないといけません。

それらを押さえている営業マンはほとんどいないですからね。

経営者や管理職になるには必須の知識です。
総務部は確実に専門スペシャリストで、実は出世コースなのです。

総務部が出世コースの理由

先述しましたが、総務部がなぜ出世コースかというのは、会社全体のことを知れるからです。これを深掘りします。

  • 会社全体が分かる
  • スキルが身に付く
  • 転職しやすい

どういうことかというと、

  • 勤怠状況から社員の動き
  • 帳簿からお金の動き
  • 法律から会社がすべき対応

…など、全体を見れる部署です。

将来、経営者になったとき、会社全体のことを知っておかないといけないですよね。
だから、総務部の経験はかなり大きいです。

出世を目指す方はこちら。

総務部で出世できる?10年総務が答える「昇進できる人」の条件と行動戦略

総務部はキャリアアップしやすい

どの企業にいっても内容が共通するのでキャリアアップ・転職がしやすい職種です。というのは、法律にそった業務なので整備されていて勉強もしやすい。どの企業でも共通。という点です。

転職しやすいのは大きなメリットです。

わかりやすい例として、大企業CEOとかって数年でコロコロ変わりますよね。しかも、海外の人だったりします。つまり、

コロコロ変わっても通用する「共通するスキル」があれば渡り歩ける、ということです。

総務部の仕事は他の会社でも通用します。

現に私は、総務部を経験してから仕入管理をしていますが、決算(帳簿)までイメージできるので、不良品の処理や請求、部署内の必要業務を考え効率化まで考えることができます。

他部署との比較

私には、同じ新卒入社の、営業と品質管理の同期がいます。
よく本音で話をしますが、そこで感じるのは、

部署ではなく上司で差がつく。

ことです。

同じ新卒、同じレベルの大学、同じ年齢なので、差が大きいわけではありません。

(自分の評価はフィルターがかかるのでおいといて…)
営業と品質管理で大きな差がありました。品管の評価がよかったです。

なぜかというと、
営業の上司は自分が一番タイプ。
品管は上司が部下を大切にするタイプ。

私の目からみてどちらも、得意不得意はありますが、
同じような実力でした。

少し別の話ですが、私の友人に独立するほど優秀で稼いでる人がいますが「サラリーマンの方がやることいっぱいでしんどい」と言ってます。

総務や営業で大きな違いはなく、

評価は環境で変わる

これは大切な教訓です。

総務部のデメリットは?

あります。
私が実際に感じたデメリットをご紹介します。

  • 会社の商品が分からない
  • 人数が少なくて忙しい
  • 評価されにくい

基本的に、社内からの評価が低いです。それは100点が当たり前の減点方式だからです。利益を生む部署じゃないのでコストも限られてきます。

よく思っていたのは、理解されないし、利益を生まない部署だといわれて人数が絞られて忙しくなりがちなところですね。しかも、数字に表れないので評価されにくいです。

これは特殊ですが、私は製造業ですので自社製品が分からないというのもありましたね。

研修で学んでいるので、素人ではありませんが、同期より専門知識が無いことは少し不安でした。

でも同期より、社内事情には詳しかったです。

総務部配属は「ハズレ」なのか?


結論、

ハズレかどうかは「総務という部署名」ではなく、「その会社で総務がどう扱われているか」で決まります。

環境ですね。

どのように判断したら良いか例を挙げますので、チェックしてください。

ハズレ寄りの総務

  • 雑務を押し付けるだけ
  • 教育がない
  • 業務の意味が共有されない
  • 将来の異動・成長機会がない
  • 人手不足の尻拭い部署になっている

当たり寄りの総務

  • ルールや制度の背景まで教えてくれる
  • 会社全体の流れを理解できる
  • 改善提案が通る IT化・業務改善に関われる
  • 人事・経理・法務・情シスとの接点がある

当たり寄りなら、今の環境で上を目指して頑張ることが正解です。

次にすべきことは以下です。
記事にまとめていますので参考にしてください。

総務が自分に向いていないのかは「環境」か「能力」か分けて考える

自分の会社は当たりかどうかわからない場合は、以下チェックリストをみてください。当てはまる項目はありますか?

  • 仕事の全体像を教えてもらえていない
  • 単純作業しか回ってこない
  • 相談できる先輩や上司がいない
  • 何を評価されるのか分からない
  • 自分が成長している感覚がない
  • 他部署との接点がなく視野が狭い
  • 半年〜1年後のキャリアイメージが全く持てない

これらは、

会社があなたに対してカバーすべき内容です。

これらに当てはまっているのであれば、環境要因であること認識してください。

私は、これらに当てはまっていて不安を感じていました。でも、自分が努力不足なんだ。勉強が足りないんだと思って、資格勉強したり資格学校にも通いました。でも、環境は変わりませんでした。評価される同期に嫉妬もしていました。

私は幸いに部署移動しましたが、
今思うと環境要因だったんだな。と痛感します。

採用担当としてたくさんの人をみていますが、正直、30, 40歳で「この人は…無いな」って人は「この人、教えられてこなかったんだな。」って人です。環境ですね。

自分に関わる人はこうなってほしく無いので、環境が良く無い人は、早く職場を変えることをお勧めしています。

総務・人事経験者に使ってほしい転職エージェント5選【採用担当者が解説します】

すぐ転職は考えてない。
という人はキャリア設計について考えてみてください。

総務からのキャリア設計|「つぶしが利かない」を武器に変える方法

良い職場環境の場合

例えば、

できる上司がいて、ついていけるか不安
自分の能力でついていけるか不安

このような不安を抱えている場合は、踏ん張ってその環境で頑張ってみることをおすすめしています。

環境は良いので、勉強して将来のキャリアに備えるべきです。私が実際に取得してよかったなと思う資格をご紹介します。

まとめ

いかがでしたか?

総務部って、営業みたいに情報が少ないので、不安になりますよね。

確かに数字がないので評価されにくい面もありますが、将来に役立つのは総務部のスキルだと考えています。

それが身に付く環境ならぜひ頑張ってほしいですし、ただの雑用部署になってしまっているなら避けてほしいです。

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