自己分析は意味がない!?本当のやり方を伝授します【就活】

みなさん、自己分析は終えましたでしょうか。

自分の将来像まで考えましたか。

自己分析は、就活だけではなく今後の人生にも役立つ重要なことです。しかし多くの人が上手くできていないのが現状でした。採用担当としてたくさんの人を見てきましたが、 自分がしたいこと、業界や職種を考えるだけになっています。

本来は、さらに深掘りして今後の人生まで考える必要があります。そうすることによって、社会人になったあとも、無駄な転職を繰り返すこと無くスムーズなキャリア形成ができます。

その方法を説明していきます。

自己分析が重要な理由

自己分析は就活の基礎になるだけではなく、社会人になっても使用します。それは、人生に役立つからです。決して内定をもらうためだけではありません。

なぜ人生に役立つかというと、自分への理解が乏しいと成果が出ないばかりか、方向転換ばかりで時間が無駄になってしまいます。

例えば、パソコンが好きだからプログラマーになって、いざ働いてみると、営業の方が向いているのではないか、と迷うことです。

入社してすぐ転職するのも時間の無駄ですよね。また、転職サイトに登録して、企業を選んで、面接しなければなりません。ちゃんと始めに、分析をし自分に合った企業に就職しておけば、右往左往することなく、着々と経験を積んでキャリア形成をすることができます。

大切なことは一つだけ

「将来どうなりたいか考え、その未来から逆算する。」

これだけです。

私も、はじめは、文系だけどプログラマーになりたいと考えていました。でも途中で変えしました。ただ趣味でプログラミングしていただけで、将来、プログラマーで生活していくビジョンが無かったからです。

したいことではなく、自分が将来どうなりたいかを重視すべきです。自分の理想像から逆算すると自ずと答えは見えてきます。それが自己分析です。

自己分析の簡単な方法

それでは、自己分析の重要性がわかったところで、やり方を4ステップで簡単に説明していきます。

多くの手法が、過去を洗い出すことですが、性格は変わるものなので良い方法ではありません。

私も子供の頃は、収集癖あり地道で細かい作業が好きでしたが、今では、無駄なものは手放し細かいことをする根気も無くなっています。社会に出ると色んなことを経験するので意外と性格が変わってきますよ。

ご紹介するのは、自分のなりたい将来像から逆算する方法です。以下の時期で考えていきます。それぞれ生き方が変わる時期です。

  1. 死に方
  2. 70歳での生活
  3. 50歳でのポジション
  4. 30歳の進捗度

得意不得意は考えないでください、想いが強ければ不得意は克服されるので考える必要はありません。

1.死に方

考えたくはないでしょうが、一番重要な部分になります。

なぜならば、死ぬ時に地位や名声、お金は持っていけませんよね。だから、自分がどういう人間になりたいかという部分だけを見ることができます。私の場合、以下のような感じです。

人数は多くなくてもいいから、関わった人たちが自分を少しでも思い出して惜しんでくれたら良い。

だから、カップヌードルのように世界中の人を幸せにするという野望はありません。大きな商いではなく小規模でも、自分と関わった人が「良い人だな」と思てくれたら良いです。

2.70歳での生活

ちょうど、第一線を退いたころでしょうか。

あとはのんびり過ごしたいという人や、まだまだバリバリ働きたいという人がいると思います。逆に、老後のお金に困って、まだ働かないといけない状態を望む人はいませんよね。でも、スキルを取得せずに無責任に70歳まで過ごして来たら困ってしまうのは目に見えています。だから、スキルが身に付くように頑張っていかないといけません。

3.50歳でのポジション

50歳になるとだいたい責任のある役職の人が多いですが、天井が見えてくる時期でもあります。

その時のポジションはどんな感じが理想でしょうか。がんばってきた結果が出てくる時期です。

どこれくらいの部下がいるのか、業界で名が知れた人になるのか、ヒット商品を生み出す人なのか、会社の中枢で頑張っている人なのか、はたまた、窓際族なのか。

4.30歳の進捗度

先に考えた3ステップへ向けてどれくらい進んでいるか中間目標みたいなものですが、結婚や、マイホームなど人生で大きなイベントがある時期ですので、それらも含めて考えておく必要があります。

意外と、将来の夢って、この30歳の時期のことが多いです。だから、普通の自己分析をしていると30歳までの事しか考えないため、途中で悩むのです。

気を付ける点

多くの人が陥りがちな方法をご紹介していきます。気づかないうちに陥っている可能性もあるので、ぜひ見直してみてください。

ツールに頼る

検索すると自己分析ツールはたくさん出てきますが使わないようにしましょう。占いと同じで、テンプレートに誘導されているだけの場合があります。

働きたくないのに「あなたは働くことに適していません。」って答えが出ないことが証拠です。

周りに合わせてしまう

多くの人が、セレブな生活や好きなことをして過ごしたい。と思いがちですが、優秀なサラリーマンになって家庭円満にする、という将来も悪くは無いはずです。でも、優秀なサラリーマンになりたいっていう人はいないですよね。

私も、働く前は、お金持ちになりたいなど野心満々でしたが、家庭をもつと、家族といるのが幸せ、お金は必要最低限でも良いと考えが変わりました。そしたら、「給料は高くなくても、家族と長く過ごせる仕事」という風に働く条件を絞ることができます。さらに条件を深堀りしていくと、「家から近い」「家庭の仲が良い社員が多い」「在宅勤務」など条件が絞られてきます。

結果が不安になる場合の対処法

自己分析した結果が、本当にこれで良いのか、考えが浮かばないって不安になりますよね。

そんな時の対処法をご紹介します。

相談する

本やネットの情報を見ても結局は自分で考えることになり、負のスパイラルから抜けることができません。人に相談するしかありません。親とか、友達とかですね。

  • こう考えているんだけど、どう思う?
  • 自分って何に向いていると思う?
  • こういう考えでおかしくないかな

このように、聞いても大丈夫です。第三者の視点って結構大事で、自分を客観的にみることができると思いもよらない発見があります。

でも、一つ注意点があります。

身近な人って、気を遣ってくれるんですよね。だから、あまりズバッと否定的なことは言ってきません。そりゃあ相手もわからないことですし、他人の人生に責任を持てないので下手なことを言えないのはわかります。

だから、第三者を活用するのが良い方法です。

就職エージェントを利用する

最近では、就活エージェントサービスがたくさんありますよね。何万人もの学生を見てきているプロですし、就活を成功してもらうことが目的なので本気で対応してくれます。

しかも、利用は無料で簡単です。

登録→面談、ヒアリング→企業の紹介→面接

本当は、就職までサポートしてくれるのですが、無料なので面談やヒアリングのためだけに利用するの一つです。ダメだったら利用しなかったら良いだけです。

詳細は以下の記事にまとめていますので、ぜひ検討してみてください。

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