勉強しないといけない!ってやる気はあるんだけどダラダラ過ごしてしまう毎日…。
社会人になると勉強する時間を確保するのって難しいですよね。そんな状況に不安になる人は多いです。
そんな人へ向けて、社会人6年目の私が実際に脱出できた方法をご紹介します。
別に輝かしい成績があるわけでもありませんが、実際に、私も焦りはあるけど行動できていない状態が何年も続きました。
でも、今ではこうやってブログ書いたり、資格取ったり、子育てしたり…毎日が充実するようになりました。
それは、なぜやる気が出ないのか分析してその原因を排除していったからです。行動ができるようになったら、あとはそれを続けるだけです。まずはその一歩を踏み出しましょう。
その考え方と方法を解説していきます。
やる気が出ない理由
まず、やる気が出ないということは”勉強しないといけない”という不安にかられているからです。
例えば以下のような状態です。
- 将来が不安
- みんなに置いていかれる感じがする
- 結果が出ない
- スキルが無い
- 経験がない
共通しているのは「将来、このままでいたくない。」という想いからきています。
そこから脱出するために勉強しなければならないと考えてるわけですね。
やる気が出ない直接の原因
やる気が出ないのは以下の原因が考えられます。
たぶん、これに当てはまる人って多いと思います。私もそうでした。
- 経験が少ない
- 何をしたらいいかわからない
- 効率化の思考になっている
- 結果を求めすぎる
順番に解説します。
経験が少ない
言い換えれば視野が狭いことです。
やる気が出ない時って、毎日ずーっと同じことを繰り返していることが多いです。家と職場の往復だけだったり、趣味でもマンネリ化してたりします。
尊敬する人に出会ったり、友達に会ったりしてやる気が出たことはありませんか?「自分も頑張ろう」とか「負けてられない」とか思いますよね。外部からの刺激って意外と重要です。
換気しない部屋と同じで、心もたまには換気してあげないといけません。エアコンのきいた部屋にずっといると、身体が温度変化を感じにくくなるのと同じです。
何をしたらいいかわからない
明確な目標があったらそれに突き進むことができますが、ない時って「何をしよう」から考え始めて、だんだんしんどくなってきます。
私がゲームが好きなんで、ちゃんと勉強しようと思ってもゲームがしたくなるんですね。「したいこと」はやっぱりゲームなんです。したいこと(ゲーム)を封印したら「何しよう」ってなりますよね。そんな感じです。
身になる勉強を始めるときって辛いことが多いので、したいことを優先してしまうのは当然です。
効率化の思考になっている
意外と陥りがちなのが「続けても意味ないんじゃないか」と思うことです。
どの道にもプロはいますし、始めたての時はすぐ結果は出ません。だから、「続けたってどうせプロレベルになれない。」って思っちゃうんですよね。
でも、目標は達成したい。
そう思ったら近道をしたくなってしまいます。
例えば、私はこうやってブログを書いていますが1記事5時間以上かかっています。300記事くらい目指していますが毎日書いても10か月かかります。しかも、働きながら1日5時間確保するのは難しいので1年で達成は正直キツイです。
だから、1記事5時間以内で書けるようにしたいけど、そうすると記事の質が下がったり、自分にプレッシャーがかかったりしてやる気を失ってしまいます。
効率化を問われる時代ですが、やったことが無いのに効率化はできません。はじめから効率よくしようとしないことです。
結果を求めすぎる
これも、効率化と同じ話です。
自分に合った期間と結果があるにも関わらず、多くの人はすぐ結果を求めてしまいます。
先程の記事数の例でいうと、1年で300記事は難しいので、スパンを伸ばして、3年で300記事にすれば1年100記事で済みます。
でも「3年で300記事かぁ…」と考えると、スキルが身に付くか分かりませんし、結果が出るか分からないことに3年我慢するのは悩みますよね。
だから「やっても意味ないか」って思ってやる気が出なくなってしまいます。
やる気を出す方法
やる気が出ない理由が分かったら、今度はやる気を出す方法を考えていきましょう。
以下は、私が実践して効果があった方法です。
- スパンを長くする
- ハードルを下げる
- アホになる
順番に解説します。
スパンを長くする
短期間で集中して勉強するのもアリですが、無理をしてやる気を無くするのは本末転倒です。
資格勉強でしたら「試験は一回落ちてもその後の試験で受かればいいや」って考えるのが良いです。
例えば社労士は取得が難しい資格ですが年1回しか試験がありません。1~3年目で受かる人が多いですが、1年で受かる人は猛勉強していますので、かなり大変です。でも、1年で受かる人がいるって聞くと、自分も猛勉強して1年で受かって転職するぞって思いますよね。
実はこれが罠だったりします。
【株で10万円を1年で100万円にできた!】って聞くと自分もできるような気がしますよね。
でも、背景も考えないといけません。投資歴20年の人がアドバイスしているかもしれませんし、成功したのが初心者であるとは限りません。
それと同じで、試験が1年で受かると思い込んでしまうのは危険です。
自分の力量を考えてスパンに少し余裕を持たせることが大事です。どんな計画でも万が一に備えて少しは余裕を持たせるのと同じです。
人生100年時代です。無理なく確実に成長できるなら、目標より数年長くしても良いではないですか。
ハードルを下げる
目的は継続ですよね。
毎日5時間の三日坊主より、毎日1時間でも続ける習慣が良いです。
そのためには、ハードルを下げまくることが出大事です。
ダイエットも、急に痩せるとリバウンドしたり皮膚がたれたりとデメリットがあるので、がんばったら1か月-5kgできるところ、あえて-1kgくらいにおさめます。
このようにゆっくりすることが大事です。勉強であれば、初めは「テキストを開くだけ」でも良いです。とりあえずハードルを下げましょう。
始めはそれだけでも、慣れてきたら勝手にハードルが上がってきます。気づいたときには「意外と習慣になっているな。」って思うはずです。
アホになる
「これは効果あるかな」とか「いつまでに達成する」みたいにあれこれ考えず、毎日タスクをこなすだけにします。
私だと、通勤電車の中でブログ内容を考えているのですが、電車に乗ったら自然とスマホ開いて書いています。疲れた時は素直に寝ています。のんびり続けるだけで「電車に乗ったらブログ」って勝手に考えるようになりました。
やる気が湧いてきたり怠けたりするのは体調によって変わりますし、しんどいときに無理を強いると苦痛を感じてしまいます。苦痛を感じると嫌になってやる気を無くす大きな原因になってしまうので、ほどよくアホになるのが良いです。
やる気が出た後、続ける秘訣は?
せっかくやる気が出ても三日坊主になりたくないですよね。
そのための方法は2点あります。
- 時間で決めない
- 生活の中に組み込む
- 目標は10年後にする
順番に説明します。
時間で決めない
1日1時間と決めたからには、椅子の上に1時間座っていないといけない!って思うことですね。
これは止めた方が良いです。
先述しましたが、毎日でモチベーションが違います。そのモチベーションに応じて時間を変えたほうが良いです。モチベーションが低い時って、身体が別のことを欲している時です。しんどいときに頑張ると苦痛になるだけです。そして、次はそれを避けたくなるので続かなくなります。三日坊主の典型ですね。
だから、「今日はやる気出ないから、10分だけして明日がんばろう~。」で大丈夫です。
私も、簿記2級を取得した時は、のんびりしました。数字が苦手だったのでかなりしんどかったです。始めは1日2時間と決めて勉強していましたが、結果、続かず。途中で「まぁ取得できたらいいか」と思う様になり、「1日10分でも可」に切り替えた結果、取得できたので、おすすめです。(簿記2級を取得した時の記事もあります。→簿記2級に独学で合格した方法)
生活の中に組み込む
1日24時間の中に組み込むことです。
というのも、仕事、通勤、ご飯、趣味…を考えていたら意外と時間ってありません。だから、勉強する時間をつくる必要があります。
多くの人は睡眠を削りがちですがモチベーションに関係するのでおすすめしません。それよりも、趣味をあきらめる、通勤中にする、などの工夫を選択する方が良いです。
目標は10年後にする
自分がイメージしにくいところで考えることです。
1年後には試験に合格して、2年後には転職して、5年後には…って感じです。もちろんプランを考えることは大事です。しかし、この目標を達成するために毎日目標に追われるとしんどくなります。
目標は先に置いて、あまり上だけ見ないようにします。
そうすることで、目先のタスクに集中でき、自分の小さな成長を喜ぶことができます。
自分の成長が感じられることが、やる気が出る一番の特効薬ですね。
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