面接って緊張しますよね。
用意してきた30%くらいしか発揮できないこともよくあります。
スラスラと言葉が出てきたらいいな。
コツとかあるのかなぁ。
こんな面接の悩みに応えていきます。
私は、就活の時に、選考73社、面接を30社ほど受けました。
入社後には、採用担当として何百人と学生を見てきた経験があります。
わりと、本質をお話できるかなと思います。
面接って「筆記試験」や「グループワーク」と比べて、正解が分かりにくいです。
上手くいった面接の体験談をきくと、等身大の自分で臨むことができたという人が多いです。
- 考えずに話せた
- リラックスして話すことができた
例えば、友達でも彼氏彼女でもいいですが、相性の合う人とは、居心地がよくて自然と会話できますが、逆に、苦手な人と二人きりになったら緊張しませんか?「なにしゃべろ。」みたいな。
面接も、これと全く同じです。
実は、ここに大きなコツがあります。
面接で上手くいくかどうかは、しゃべる内容ではなく雰囲気、つまりフィーリングで決まるということです。
フィーリングを良くしようと思ったら、一生懸命、長所や短所、志望動機をアピールするよりも、面接官の共感を得られるようにすることが第一のポイントです。
優秀である必要はありません。
なぜならば、優秀な人は排除されるからです。
- 面接のコツは自分からリラックスすること
- 面接官と共感すること
- 面接の練習は無料のエージェントを使う
本記事では、面接のコツと練習方法を説明していきます。
順番に解説していきます。
面接のコツは自分からリラックスすること
実際に私が面接で多くの学生をみてきて思うのは、覚えてきたことを一生懸命話そうとしていたり、逆に準備してきていなかったりで、緊張する人が多いことです。
極度に緊張していると面接官も緊張してきます。
雰囲気が移るんですね。
面接官側の立場になってみてください。
入社して緊張が解けたら、面接の時と印象が違ったら困るとおもいませんか?
だから、そういうリスクの見える人は避けます。
なので、自分がまずリラックスすることが第一です。
もちろんダラーっとしたらダメですが、張り切りすぎ無いように、という表現が合うと思います。
面接官も含めてリラックスできる空間を演出する様に意識したら内定にグッと近づきますよ。
リラックスのコツは弱みをみせること
弱みを見せるというと、マイナス評価を受けそうで怖いかもしれませんが、面接官からすると全く問題ありません。
たとえば、テレビの芸能人でも、人間味を感じる方が親近感がわきませんか?
どんな生活をしているのかわからない人より、自分とおなじ漫画読んでたり、おなじものを食べていたり。
それがわかっても嫌いになることはあんまりないですよね。
気を付けるべき点は、使いすぎて言い訳に聞こえないようにすることです。
コツは、初回に言うだけに留めておきます。
繰り返さず、始めの方に一言加えて自分を低くみせておくだけで、あとは右肩上がりです。
面接官と共感すること
リラックスするコツは「共感」を意識することです。
面接官と共感して下さい。
具体的な方法は親しみやすさを出すこと
コツは、親しみやすさを出すことです。
技術的な話をすれば、自分がテニス部だったら「テニスしてました」っていう人は気になるでしょう。
それと同じで、面接官も、自分と同じような学生生活を送ってきたわけですから、学生あるあるには共感してくれます。
例えば以下のような感じです。
・授業はだいたい寝てしまう
・レポートは友達に借りる
・1回も出席せずに単位が取れるものを選ぶ
などを開示するといいですね。
面接官も、ウンウンと心の中でうなづいているはずです。
そうなると向こうから勝手に親近感を持ってくれます。
さらに、これを自分の強み弱みと合わせて使うこともできます。ひとつ例をあげると…、
ネタみたいでしょ?
でも、これには以下のような効果があります。
- 1限目は眠たくてだるいな
- 夜に早く寝るのはもったいない
という共感と、
- 走る根性がある
- おもしろい工夫している
- 落としがちな1限目を攻略している
というアピールができます。
怖いけど意外とデメリットがない
でも、こう言ったネタ系は一か八かで怖いですよね。
わかります。
でも、人事の立場に立つと分かるのですが、内容の良し悪しにかかわらず、印象に残ることが非常に大事です。
人事って何百人とみてるわけですから、名前を見てピンとくる人って数人しかいないんですよ。
名簿にメモで「印象○」って書いてても、どんな人だったかな?ってことはよくあります。
だから、印象に残ることが一番大事です。
ネタをつくると話がしやすくなります
私が関西出身だからかわかりませんが、自分の鉄板ネタが1つあると、自信が持ててスムーズに話ができます。
そうすると、他のアピールポイントも話しやすくなる効果があります。
でも、いきなり第一志望でネタを披露するのはチャレンジャーです。
それはセルフ圧迫面接です。
怖いと思うので、面接の練習方法を次に説明していきます。
面接の練習は無料のエージェントを使う
私の実体験ですが「家でどれだけ壁に向かって練習しても、本番では緊張して喋ることができません。」
でも、面接の練習はしておくべきです。
面接の練習とは、本番の数を増やすことです。
本番でしたら手応えを確認することができますし、上手くいけば次へ進めるので有効です。
ダメだったら落とされるだけです。
何事も経験です。
でも、エントリーして、予約して、会社説明会にいって…
なんてしてると、いつの間にか第一志望の企業の面接が来てしまいます。
そこで、手っ取り早く面接する方法があります。
それはエージェントを利用することです。
ご存知の方も多いと思いますが、簡単にいえば、登録すると直接、企業と学生を繋いでくれるので速攻で面接に進むことができます。
加えて、面接の練習やエントリーシートの添削もしてくれます。
それを生業としている就活のプロなのでノウハウがしっかりとあります。
しかも、無料ですので、利用しても損はありません。
おすすめのサービスは以下の記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
就活に失敗しないためには、就活相談サービスを利用しよう【今後の人生にも役立ちます】
エージェントの使い方
自分に合いそうなサービスを選んで登録すれば、連絡が来ます。
という感じに進んでいきます。
途中で不安になったり億劫になっても断ることはできます。
もちろん、無料なのでお金が無駄になる心配はありません。
かかるのは交通費くらいです。
使ってみる価値は十分にあると思っています。
コメント