就活の悩みってかなり深いですよね。
「やりたい仕事が無い」「面接が通らない」「そもそも働きたくない」って迷っているうちに、友達が上手くいってたり、まだ内定が無い自分に焦ってしまいます。そういう風にあれこれ考えるとしんどくなってきて更に就活が憂鬱になります。
でも、正直、この悩みは就活を終えても解決しません。社会人になっても同じことを悩みます。
解決方法は、この悩みを今後の人生に活かすことです。
私も就活をしていた時、ずっと悩み続けて、方向転換を何度もしたので70社以上もの説明会に足を運びました。
結果、入社6年目を迎えますが、悩んだ量だけ社会人生活が楽になったと実感しております。
本記事ではその時の経験を踏まえ、どのように考えれば良いのかご紹介します。
悩みを解決するのは難しい
悩んでいるところ申し訳ないですが、現実問題、悩んでいても解決へ向かうことはありません。
なぜなら、解決する方法は内定をもらうことです。しかも、内定をもらって社会に出ても「自分に合った仕事何か」「本当にやりたいことは何か」ってまた同じ悩みが訪れます。
私も当時、何度も自己分析をして、業界研究をしていましたが一向に心は晴れずストレスで顔にアザがでるほどでした。やっとのことで、内定をいただいて悩みが無くなったと思うと、入社3年目に「これは自分に向いている仕事なのか」「自分の夢は何だろう」と思う様になりました。就活の時と同じ状態です。
悩みの特効薬
でも、解決する方法はひとつだけあります。
それは、妥協して腹をくくることです。
悩むのは迷っている状態ですから悩みに目をつぶって決めてしまうことです。例えば以下のように考えます。
- 自分に向いているかどうか目をつぶってこの職種に決める
- とりあえず就職して3年くらいしたら転職する
- 精一杯やってるし、なるようになる
このように考えることができたら悩みませんよね。
では、具体的に悩みをどのように人生に活かすのか考えていきましょう。
悩みを人生に活かす方法
悩むのは良いことです。
悩んでしまうことは真剣に物事に取り組んでいる証拠です。
適当に取り組んでいる人は悩みません。そういう人は社会人になったら必ず壁にぶち当たります。なので、悩みをただの苦しいものではなく、今後の人生に活かせるようにしましょう。
その方法を、以下の種類に分けて説明していきます。
- やりたい仕事がない
- 周囲のプレッシャー
- 友人との比較
- 選択が合っているか不安
- 漠然とした不安
やりたい仕事がない
就活では色んな企業、職種と出会いますよね。
でも、働いた経験が無く、触れたこともない仕事ばっかりなのにやりたい仕事が見つかるわけありませんし、とりあえず就職しても、その企業が自分に合っているかどうかは分かりませんよね。
だから、やりたい仕事をみつけるには、転職を繰り返すしかありません。でも、就活で転職のことまで考られません。その矛盾が悩みの種になっています。入社してもそれは変わりません。何万とある企業の中の1、2社を経験しただけで見つかることは稀です。
それを解消するには、自分の得意なスキルを確立することです。
人に誇れるものでなくても構いません。スキルを身に付けることによって「その分野で勝負しよう」と思うようになります。選択肢が広くなるようで逆に絞り込み易くなります。スキルを身につけなければ職を転々としてしまうだけです。
ぜひ、今のうちからスキルを身に着けてください。
私の場合は、簿記2級を取得してから景色がガラリと変わりました。簿記2級があれば経理の基礎業務は可能ですし、ITスキルも身に付ければIT会社で起業もできますよね。(簿記2級を取得した時の記事もあります。よろしければどうぞ→簿記2級に独学で合格した方法)
周囲のプレッシャー
大学まで行ってフリーターはダメ、みたいな風潮が依然あります。働きたくないのに、就職しないといけないって思うとしんどいですよね。
でも今の時代、公務員も昔ほど安定していないし、大企業も不安定です。無理して就職しても、鬱になって身体を壊す人もいるくらいです。中退しようがちゃんと成功している人はいます。むしろ、自分の道を進んでいる人の方が輝いている時代です。
周りからのプレッシャーよりも、自分の意志を尊重するようにしましょう。
その意思決定する力は、社会人になっても生きてきます。周りに流されて働いている人よりも何倍も経験値を得ることができます。
友人との比較
みんな一斉スタートするので、どうしても友人と比べてしまいます。
でも、比べていても仕方ありません。早く活動して内定をもらうことが正解ではないからです。
例えば、大手自慢や、1社目で就活を終わる人が私の周りにいましたが、結局、1年目で転職しています。1年目で転職するのは正直もったいないですよね。また就活をするわけですから実質2倍の労力がかかっていますし、経験も積むことができません。
就活で友人と自分を比べてしまうと、入社しても、30歳になっても比べてしまいます。上には上がいるので比べていると身が持ちません。
比べる必要が無いことを理解し、自分の意志を持つようにしましょう。
選択が合っているか不安
不安になりやすい人はこの傾向が強いです。
でも、肝に銘じておいて欲しいのですが、世の中に正しい選択肢はありません。
入社してもそうです。業務の進め方、考え方、営業の仕方やマナーなども業種や会社によって違います。
私も就活をしている時、自分に合った職種、企業があると思って進めていましたが一向にわからず悩み続けて言いました。入社した時は希望と違う業界、職種でしたが、もがいている内にスキルが身に付いて視野が広くなりました。郷に入っては郷に従えというように、自分を環境に合わせる努力の方が大切です。
どんな選択をしても無駄なことはありません。その与えられた環境で頑張るぞって考えているとどんな選択になっても乗り越えることができます。
漠然とした不安
悩みの中でこれが一番多いと思います。理由はわからないけど、なんか不安、モヤモヤする状態です。
私も長らくこの状態になっていました。
でも、そんな時って、だいたい頭で考えているだけで手を動かしていないことが多いです。
以下のように待っている時が多いです。
- 情報解禁まで待っている時
- 履歴書を提出して結果待ちの時
- 面接の結果待ち
企業を調べているときや、履歴書を書いている時はあまり悩まないでしょう。時間があると人間ネガティブな方に考える習性があるので、勝手に不安に陥ってします。
その対策としては、手を動かすこと。空いた時間で資格勉強したり、さらに企業を調べたり。
社会人になっても同様です。
手を動かしていないと、漠然とした将来への不安が付きまといます。それは将来へ向けて何もしていないからです。
今から、不安になった時はまず手を動かす癖を付けておくことをおすすめします。
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