「何をしたら”できる”と思われるのか。」
「あの人サボってるけど、評価良いよね。なんでだろう。」
そんな疑問にお答えします。
「仕事ができる人」になるために特別な才能は不要です。ポイントを抑えるだけで「できる人」になることができます。そのポイントとは「コツコツ積み重ねる経験」です。
その理由を説明していきます。
簡単なテクニックもご紹介するので、明日からでも実践できます。
「できる」とは周りの評価である点
まず、押さえておきたいのは「できる」というのは周りが評価することで自分がどう思うかは関係ありません。評価を得ることができたら「できる人」になることができます。
評価を得るには、その人の欲求、つまりニーズを叶えてあげることです。
こういう流れですね。ニーズは沢山あります。みんな、めんどくさがりですからね。具体的にはこの後説明していきます。
仕事ができる人は、このサイクルを沢山こなして評価を得ている人です。
「仕事ができる人の特徴」に当てはまらなくてもOK
自分はちゃんとしてる、って思っても周りから評価されなかったら意味がありません。
したがって、特徴を真似をしても、中身が伴わないので、できる人にはなりません。
例えば、建設現場でビシっとした作業着を着てても、ものを運べなかったら役立にたちませんし、笑顔を絶やさない人でも、たのんだ仕事をしてくれなかったら、信用できませんよね。
大事なのは周りがどう思うかなのです。
仕事の出来と役職に関係はない
役職も関係ありません。
年功序列が根強い日本では特に、仕事ができない管理職がたくさんいます。
求められる成果のハードルが高くなっておりそれを叶えられる人が少ないのが原因です。
肩書にこだわらず、周りからの信頼を勝ち取ることに重視しましょう。
仕事ができる人の2つのテクニック
仕事からできる人=周りから評価されている人、と説明しました。
では、手っ取り早く評価を得るためにはどうするのか。
それはニーズに応えることです。
仕事ができる人は、たくさんのニーズを解消しているのです。そのためのテクニックを2つご紹介します。
頼まれたことを忠実にこなす、期待に応える
これが一番重要です。
一人ひとり違うので、ニーズを正確に読み取ることは非常に難しいことです。でも、頼まれごとは、それが直接ニーズになります。
例えば、「データを出したいけどやってくれない?」「荷物運んでくれない?」などです。
自分でやれよ、とか、面倒だな。って思いますが、頼まれごとは、その人ができないこと、嫌だとおもっていることです。やってあげることで、その人はストレスから解放されます。その時に感謝されます。
この繰り返しで評価があがっていきます。そうやって自然と「できる人」と思われるようになってきます。
ルールを守る
みんながルールを守って過ごしているのですが、ほとんどの人がルールを完全に守ることができていません。みんなが「ちょっとくらい」と思っているのです。
だから、ルールを守ることができている人は、必然と評価を得ることになります。
3つのポイント
- 頼まれたことを忠実にこなす、期待に応える
- ルールを守る
以上、2点が大事だと説明しましたが、評価が浸透するまでに、忍耐強く続けていかなければなりません。ここが大変です。
では、仕事ができる人はこれを続けている訳ですが、どのように考えて継続しているのでしょうか。
- 自分の気分は関係ない
- 人を不快にさせない
- 人の役に立っているかどうか
この3つのポイントを説明していきます。
1.自分の気分は関係ない
人のためにどれだけ動けるかどうかです。
自分の業務で忙しいのにプラスアルファですからね。
「めんどくさいな」とか「自分でやれよ」って必ず思います。でも、相手は「自分では手に負えない」「どうしたらいいのかわからない」「楽したい」から頼んでくるのです。でも、それを解消すれば、評価を得られるということを知っています。
自分の感情は置いておいて、頼まれたタスクを解消することに専念します。
2.人を不快にさせない
人がそれぞれにもっている基準を満たしているかどうか、です。
例えば、言葉遣い。言葉遣いに敏感な人と接する時は間違えないように気を付けます。身だしなみを気にする人でしたら、自分の身だしなみがちゃんとしているかどうか。
要は、相手の気持ちを考えることです。
3.人の役に立っているかどうか
人の役に立つことが一番効果があります。
望みを叶えたら「ありがとう」と感謝されるでしょう。感謝は信頼へと繋がっていきます。
この繰り返しで、あなたはできることが増えてきます。できることが増えたら、さらに多くのニーズを満たすことができて、ぐんぐんと評価が上がっていきます。
コツコツ続けていて実感を感じるとき
続けていれば、やがて頼られるようになり、自分の業務以外の案件が舞い込んでくるようになります。具体的には以下のような実感を得るようになります。
- 業務外の仕事が増える
- 役職以上の仕事がくる
- 指摘されなくなる
こういう状態になれば無双状態です。
そう、経験値が倍増なので、何もしない人と大きな差がついてくるのです。
経験も複利の効果
経験も複利の効果です。複利はご存知でしょうか。
投資の世界で使われる用語ですが、資金が増えるにしたがって元手も合わせて増えていくことです。
2年目・・・元手107万円×年利7%=資産114万円
3年目・・・元手114万円×年利7%=資産122万円
4年目・・・元手122万円×年利7%=資産131万円
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こんな風に資金が倍々ゲームに増えていくことです。ちなみに年7%だと10年でおよそ倍になります。
これが経験にも当てはまります。
例えば、入社当時22歳だと同期と差がついていませんが、32歳になった時に大きな差が生まれます。42歳になったらもっと差がついていますよね。毎日、自分を成長する経験をしているか否かが大きな分かれ道なのです。
このサイクルを繰り返していけば、やがては評価が上がり、周りから「仕事できる人」と思われるようになっていきます。
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