落とされる人の特徴は何だろう。
面接は答えが無い分、ダメな部分が分かりにくいですよね。対策ができていても募集人数が限られているので落ちてしまうこともあります。
採用されない現状から疑心暗鬼に陥ってしまい苦手意識を持つ学生も多いです。
でも、上手くいかない学生には共通した特徴があります。
その特徴に自分が当てはまっていないか落ち着いて考えてみることが大事です。
本記事では、特徴の説明に加え、面接官に好印象を与えるコツもご紹介していきます。
面接が上手くいかない理由
書類選考は通っているので事前対策はできている状態です。
それでも上手くいかないのは、やはりパーソナルな部分が大きいです。
面接官は、履歴書ではわかりにくい熱意やコミュニケーション能力をみて、自社に合う人材を見極めています。コミュニケーション能力が低くても自社に合うと思えば採用しますし、能力が高くても合わなければ敬遠します。したがって、能力が高くないといけない訳でもありません。
でも、以下の6つの特徴に当てはまる人は採用を見送られる可能性が高いです。
- 元気のない人
- 見た目と発言にギャップがある人
- 緊張しすぎる人
- 準備不足
- 優秀すぎる人
- 天才肌
順番に説明していきます。
1.元気のない人
上手くいかない人は、元気がないように見られている可能性が大きいです。だいたい8割の人がボソボソとしゃべる人ばかりです。自分ではそう感じていないかもですがちゃんと伝わっていない可能性があります。自分が思うよりも声を張ってみて下さい。
社会人は何より学生に元気よさを求めています。
入社してからも5年くらいは求められます。年上の人からすると若者の元気ってまぶしくみえるんですよね。私も29歳になって感じます。要領が悪くても元気があれば許される感じですよ。「間違ってもいいから凹まず頑張ってくれ。」って思っています。
だから、笑顔と大きな声で挨拶ができればそれだけでOKです。
2.見た目と発言にギャップがある人
アピールが嘘っぽく聞こえる人がいます。
以下のように当てはまっていないでしょうか。
- 字が汚いのに、繊細で丁寧な性格
- ハッキリ言わないのに、物怖じしない性格
- インドア派なのに、元気が取り柄
面接官はこういった違和感を感じると「この人無理してるな」って思います。そういう人は、入社後にストレスに耐えられるか心配になるので、避ける傾向にあります。
自分の行動や発言に一貫性があるかどうか、一度確認することをおすすめします。
3.緊張しすぎる人
緊張しすぎると「こちらの話を聞かない」「自分の言いたい事ばかり言う」人がいます。
緊張するのは仕方ありません。面接官も、学生が緊張するのは知っています。だから、多少、言葉に詰まるのは大丈夫ですが、テンパって暴走する人は落とします。
その基準は、ちゃんと考えてきたかどうかです。
考えてきた人とそうでない人の差は明らかなんですね。それを防ぐには準備をしっかりすることです。
次で説明します。
4.準備不足
事前に準備をしたかどうかで面接官の印象は変わります。
ホームページやナビページに書いてあることを質問していませんか?自分は知らないことかもしれませんが、面接官に「事前に調べていないな」と思われたらマイナスです。
例を次に挙げます。
- ホームページを見る
- 事業の種類を把握
- 企業理念を理解する
- 企業の強みと弱みを把握
- 自分の伝えたい事を3つ
- 質問したいこと1つ考えておく
これらを実践していますか?
書類審査を通過して面接に進んでいるのですから事前準備は当たり前です。専門家みたいに詳しく覚える必要はありません。大筋だけ理解しておけば「事前にちゃんと調べたな」ということが伝わります。
5.優秀すぎる人
残念ながら、優秀すぎる人は落とされます。
これには私もビックリですが、特に古参の人は、自身の業務を指摘されたり、社内の雰囲気を崩されるのを嫌がります。変化を嫌う、いわゆるサラリーマン気質ですね。
自分より優秀な人が入社すると、自分の無能さがバレますし、次々と新しい仕事を持ってこられると自分のやり方を変えないといけないのでしんどいです。だから、程よい人を選びます。
極端に言えば、東大出身が零細企業を志望しても社長が嫌がりますよね。
もしかしたら面接に落ち続けてしまう人は、志望する企業が自分に合っていないかもしれません。ぜひ一度考えてみてください。
6.天才肌
優秀すぎる人と同じような感じです。
多くの企業では協調が大事にされています。特に日本は縦社会です。良い発想や案を出せるけど、コミュニケーションが苦手な人が来ても扱いが難しいだけです。上司がその意図をくみ取れなかったら責任問題ですからね。
だから、自分は、志望する企業でいろんな発想があるから活躍できる、とアピールしても上手くコミュニケーションが取れていないと判断されて落ちている可能性もあります。
その場合は、自分中心になっていないか確認してみるのが良いです。
大切なポイントは3つ
上手くいかない理由を説明しましたが、実際の対応は、次に挙げる3つのポイントを意識したら良いです。マナーや話し方に意識が向きがちですがそれは二の次で良いです。
簡単に実践できるのでおすすめです。
- 元気
- 身だしなみ
- 本気度
順番に説明します。
1.元気
とりあえず元気は必須です。
先述したとおり、8割の人は元気が伝わってきません。もちろん、なんでも「ハイ!」と言うのでは無くて「挨拶」「笑顔」「ハキハキとしゃべる」この3点ですね。
簡単に実践できて他者との差別化も容易なのでおすすめです。
2.身だしなみ
オシャレじゃなくて良いです。大事なのは清潔感です。
髪を整えたり、体形に合った服にしたり、靴を磨いていたり基本的なことだけでOKです。
面接って開始3秒で合否が決まるといわれますよね。何が判断材料かというと、身だしなみや表情なんですね。身だしなみを整えて、笑顔で元気よく入室するだけで合格する確立がグッと上がります。
3.本気度
就活で、1社だけしか受けていない人はいないはずです。普通、何社も受けますよね。
そこで困るのは志望動機です。「その会社でないといけない理由」ですね。一番怖いのが「弊社じゃなくて他社でも良くないですか。」と言われることです。私も当時かなり困りました。
でも、面接官も、学生が自社以外を志望していることは百も承知です。その上で質問しています。どれだけ自社に興味あるかどうか図ることで、他の学生と天秤にかけています。採用の目的は自社で活躍してくれる人です。優秀でも入社してすぐに転職してしまう人は通しません。
なので、志望動機をしっかりと伝えることができるようにしておいてください。正直、第一志望じゃなくて難しいかもですが「社員の雰囲気が良かった」「対応が他社と違った」など、なんとかしてでも捻出することをおすすめします。
合格率を高める方法
上記の3つのポイントを意識すれば、面接官に好印象を与えることができますが、さらに合格率を高めるには、やはり練習を重ねるのが一番です。
おすすめの練習方法は以下のとおりです。
ぜひ実践してみてください。
- カメラに撮って練習
- 人に見てもらう
- 街コンを利用
- エージェントを利用
順番に説明します。
カメラに撮って練習
カメラに撮ってみたら完成度がわかります。
私も当時やってみましたが、自信満々だったのですが撮ってみたら意外とグダグダしててショックを受けました。声と同じで自分の感覚と違うんですね。
できれば、面接官との距離と同じように離して撮ることをおすすめします。
一人でできますし、無料です。
人に見てもらう
正直、これが一番良いです。
カメラで撮った時と違うのは人の意見を聞ける点です。「声が小さい」「何言ってるか分からない」「内容が薄くない?」とかですね。
でも、私は恥ずかしがり屋なので友達と1回だけしかしませんでした。
気軽に相談できる友達がいれば頼んでみるのが良いです。
街コンを利用
意外に思うかも知れませんが、街コンはすごくいい練習になります。
なぜなら、何度も自己紹介をするからです。
大勢の街コンなら、一人につき3分くらいで自己紹介しなければなりません。しかも同じ話を20人くらいにします。これほど面接練習に適したイベントはありません。
お金は少しかかりますが、恋人も探せて一石二鳥です。
とりあえずは街コンジャパンで探すのが良いですよ。
エージェントを利用
選考にも進めて、本番の場数も踏めるのでおすすめです。プロが練習もしてくれますし内容も添削してくれます。しかも、無料なのでいくら利用しても大丈夫です。
以下の記事にまとめていますので、よろしければぜひ。
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