無名の大学だしなぁ…、何をアピールしたらいいのだろう。
採用担当の印象はどうだろう。
やっぱり資格を取った方がいいのかなぁ。
もう就活始まったから資格取得できない…。
就活に不安は尽きませんよね。
こういった疑問に答えます。
- 資格なしでも問題ない理由
- 採用担当が重視することは性格
- 資格以外のアピール方法
私は、資格を持っていない偏差値56くらいの大学でしたが、会社説明会に70社参加して30社は選考に進むことができました。
残りは、大学で足切りだったり、こちらから見送ったりで落ちたようですが、資格のハンディは感じたことはありません。
実際に私が採用担当になり、学生をみる立場になると、資格はあまり気にしないことを実感しました。
資格以外に大事な部分がたくさんあります。
その部分を理解して臨むと全く結果が変わってきますよ。
本記事では、採用担当の目線を考え、資格が無くてもしっかりアピールできる方法を解説します。
資格なしでも問題ない理由
2つの観点から解説していきます。
- 資格を重視していないデータがある
- 勉強は入社してからの方が効果的
資格を重視していないデータがある
まずは、以下の資料をご覧ください。
資格よりもダントツに「人柄」「熱意」が重要視されていますよね。
言い換えると「性格」「気力」です。
この部分は履歴書ではわからない部分です。
だから面接をするのです。
資格や学歴で評価するなら、面接はいらないですよね。
これだけでも、資格が不要である大きな理由です。
何万人と応募がくる大企業でない限り、学歴は関係ありません。
というのは、何万人もの学生を全員みることができないから足切りをします。
人手不足の現在は、中小企業はできるだけ裾野を広げて待っているので、気にする必要はありません。
しかし、悲しいことに、現実をお伝えすると、やはり勉強を積み重ねて来た高学歴の方が優秀であることが多いです。
低学歴だから落ちるって思っている人は、優秀な人を参考に何かしらの努力をしましょう。
私は低学歴な方ですが、なぜか友達が優秀です。
落とされても、「自分より優秀な人がいるから仕方がない」って思っていたので、学歴を感じたことはありません。
勉強は入社してからの方が効果的
学校の勉強って役に立たないですよね。
多分、『中学校までの勉強で足りる』と思ってる人は多いはず。
現実もその通りです。
専門職でない限り、四則演算できたら足りてしまいます。
あとは実践経験を積めば覚えていきます。
資格にない技術はたくさんあります。
資格を取得したいなら、業務に関係する資格を目指した方が効果大です。
でも、仕事をしてみないとわからないですよね。
だから焦って、効果の薄い勉強をするより、遊んでいろんな経験を積んだ方が良いです。
採用担当が重視することは性格
具体的に何かと言うと以下のとおりです。
- 言われた内容をちゃんと理解する
- 素直であること
- 向上心をもっている
順番に説明していきます。
言われた内容をちゃんと理解する
以下のように間違える人は実際にいます。
・領収書きって→ハサミで切る
本人はいたって真面目です。
でも、知っている人からすれば「こんなことも注意しなければならないのか。」ってなります。
考えただけでしんどくなります。
これだと仕事を任せることができませんよね。
なので、ちゃんと理解してくれるかどうかを面接で質問して確認しています。
素直であること
私も新人時代によく怒られたのですが、自己流で仕事をしないことです。
業務を完全に理解していたらいいのですが、何十年と経験を積み重ねてきた上司や先輩がしてきたことを、自己流でやっても上手くいくわけありません。
しかも、上司のしてきたことを否定することになります。
「まずは、素直に言われたことをしてみたら。」とよく言われました。
何事も素直さは大事ですね。
向上心をもっている
壁にぶち当たっても、くさらず常に向上心を持っている人は強いです。
一度ミスしたことを繰り返さないように考える思考が大事です。
仕事でミスは必ずします。
怒られます。
でも、それを繰り返さないことで、どんどん成長していきます。
会社の先輩に、同じミスを繰り返す人がいますが、そういう人をみて「あぁこの人は、この先の人生も同じように過ごすんだろうな」って思います。
企業が求めるのは、今後、活躍してくれる人です。
向上心を重要視しています。
資格以外のアピール方法
ほとんどの学生のアピールポイントは以下の3つです。
- アルバイト
- 学業
- 部活
『普通すぎて不安』って思うかも知れませんが、ひと工夫すれば問題ありません。
解説します。
不安になる理由
まず不安になる理由は、「学生は遊んでいる」という共通認識があることです。
だから、普通に過ごしている=遊んできたと思われそう、という心理が働いています。
でも、だいたいの資格は国家資格でない限り、6か月勉強すれば取得できます。
それよりも、大学の勉強は4年間してきましたよね?
絶対に、大学の勉強の方が深くて専門的なのです。
それを利用します。
4年間、何を学んできたのかサッパリっていう状態かもしれませんが、少なくともゼミで経験したり、卒論書いたりしてますよね。
それをもっと深堀りすることです。
1か月だけでも集中してみてください。
そうすることで、他との差別化が容易です。
でも、文学部にいたので、小説の話、表現の話でネタが被る人はいませんでした。
なので、ちょっと勉強するだけで「コイツ優秀だな」って思わせることができます。
採用担当には、専門性がある、頑張ってきた学生。という印象を持たせることができます。
アルバイトでも部活でも同様です。
同じ経験をしてきた採用担当は、おそらくいません。
だから、すでに専門性はあるのです。あとは信ぴょう性を持たせるだけです。
それでも資格取得したい人は…
とはいえ、資格がないと不安、履歴書に書けるものが欲しい!という人は、時間があるならぜひ目指して下さい。
就活に影響は少ないとはいえ、今後の人生に役立ちます。
以下の記事に、すぐに取れて効果的な資格をまとめました。ぜひご覧ください。
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