そもそも目標が見つからない。
どうやったら達成できるのだろう?
社会人になって目標が必要だと思うけど、見つからない人に向けの記事です。
社会人では「目標→達成」のサイクルをこなした数だけ、今後の人生が変わってくると言っても過言ではありません。
特に、結果を出す人は、入社した時から目標に向かって努力しています。
「3年以内に起業するぞ」という人と「なんとなく入社した」人に大きな差が生まれるのはイメージつきますよね。
でも、目標をもって頑張らなければ!
とわかっていても、多くの人が「目標を立てる」ことが難しいと感じています。
始めはやる気があったけど、仕事に追われて、気づけば30歳。
こんなことにならないよう、今のうちに、しっかりと目標を立てることが大事です。
本記事では、目標をもつ大切さを解説し、目標設定の方法、目標をたてても挫折しないための考え方を、具体的を挙げながらご紹介します。
読み終えるころには、「目標ってこんな感じで設定するのか」と思ってもらえるような内容になっています。
- 社会人に目標設定が大切な理由
- 社会人になると目標が見つからない理由
- 目標は具体的にどう設定した良いのか
- 目標をたてても挫折しないためには?
- まとめ
社会人に目標設定が大切な理由
社会人に目標設定が大切な理由は、
目標設定することによって、行動につながり、
やがてそれが自分のキャリアになるからです。
アピールポイントって考えるとわかりやすいです。
将来、転職したり独立したりした時のことを考えてみて下さい。
例①:転職の場合
例えば転職するとき、
「働きながら簿記2級を取得しました。」
こんな感じのアピールになりますよね。
これは目標を設定して達成した良い例です。
でも、目標設定しないと、
「真面目に一生懸命働いてきました。」
って根拠の無いアピールになってしまいます。
なんとなく適当にやって、残業代20%削減はできませんし、
簿記2級も取得しようと思わなければ取得できません。
目標をたてて行動しないと、実績の無い社会人になって、いざ転職しようとしても難しくなってしまいます。
例②:副業の場合
副業の場合、もっとシビアです。
自分の商品を売る、労働を提供するにせよ、自分がどんな人間で、何ができるのかを明確に伝えなければなりません。
- 簿記2級取得してます→経理スキルがある
- プログラミングできます→ITスキルがある
- デザインで月30万稼いでます→良いデザイン描いてくれそう
こういう風に思ってもらわないと、仕事もらえないですし稼げないですよね。
これも、
目標設定する(資格取得、〇〇円稼ぐぞ)
→行動する
→達成
→自分のキャリアになる
この流れをこなしてきたからです。
いわゆるPDCAですね。
社会人になると目標が見つからない理由
目標設定が大事なのはわかるけど、目標がないんだよね…。
という方は多いです。
まずは、目標が見つからない原因を理解してから、目標設定するのが良いです。
原因は、以下の3つ考えられます。
- 学生時代は目標が用意されていた
- 誰も教えてくれないから
- 長期スパン考えるから
順番に解説します。
学生時代は目標が用意されていた
学生のときは、部活の大会や、試験などがありました。
県大会で優勝するぞ、とか、〇〇大学に受かるぞ。
みたいな感じです。
定期テストもそうですね。
必ず、節目が用意されていて、それに向かっていればよかったのです。
でも、社会にでるとそんなものは用意されていません。
厳しい言い方ですが、死ぬまで自己責任です。
誰も教えてくれないから
誰も教えてくれないから、どうしたら良いのか分からない状態です。
意地悪してるわけではなく、他人の人生に口出しはできないからです。
自分で見つけるものです。
でも、その探し方も教えてくれません。
用意してくれませんし、学校で習うわけでもないので、みんな迷ってしまうのです。
長期スパン考えるから
長期スパンで考えるとイメージできなくて失敗します。
- 65歳くらいにはノンビリしていたい
- 40歳までには独立していたい
社会人生活は長いので、こんな風に何十年も先のことを考えがちです。
でも、
3年前の自分を思い返してみてください。
今の自分が想像できましたか?
たぶん、想像できないくらいの変化があったと思います。
3年でそれだけ変わるので、実は何十年先の理想像を目標にすると、漠然としすぎてイメージできないのです。
目標は具体的にどう設定した良いのか
では、理由もわかったところで、
目標をどう設定したら良いのか解説していきます。
コツは以下の2点だけです。
- 客観的に分かる目標にする
- 3年以内に達成できそうなことにする
この2点を軸に考えることです。
詳しく解説していきます。
客観的に分かる目標にする
”目標設定が大切な理由”でも紹介した通り、目標を達成すれば、それが自分のアピールポイントになります。
なので、第三者でも分かる目標にすることです。
、客観的に分かる=自分にもわかりやすいです。
自分に言い聞かすハードルを下げることも重要です。
とくに…、
このような感じで考えていきます。
具体例を挙げて解説していきます。
数字を使う
売上昨対102%、利益率5%アップなどはもちろん、
「ブログ更新を100日続けた」
「毎日15分社労士の勉強する」
など、何気ないことでも、数字を加えるだけでイメージがつきやすいです。
「読書する」「ブログ更新する」「勉強する」だけでは不十分です。
ここでひとつ、注意点ですが、
数字の大きさにこだわる必要はありません。
詳細は、後述します。
資格で能力を表す
「資格無くても良い」という意見もありますが、とりあえず資格を取得するのもアリです。
資格は、その技術を表す指標になります。
社労士なら労務のプロ、
基本情報技術者ならITの基礎理解、ですね。
「情報技術部でネットワーク関係やってました」より、「基本情報技術者資格もってます」の方が説得力があります。
資格なんて…って思っていませんか?
資格を目標にするのもおすすめですよ。
外見(ダイエットとか)
目標設定で、意外と見落としがちなのが外見です。
痩せる、とかもそうですし、
髪型を変える、オシャレになる、
なども目標には最適です。
さらに、ダイエットの例でいうと、
3か月で5kg痩せる!みたいに数字を加えることもできます。
3年以内に達成できそうなことにする
上述した通り、長期スパンではイメージしにくく挫折しやすいです。
達成しやすく、結果もわかりやすい、
かつ目標としてふさわしいのは3年くらいです。
「3年」である根拠
3年の根拠として、個人差があると思いますが、
私の体感で、物事の取得には6か月くらいかかるイメージだからです。
4月入社として考えると…
1年 →身ついてくる時期
1年半 →活用する時期
2年 →効果を感じる時期
2年半 →結果がでる時期
3年 →達成を感じる時期
という感じですかね。
感覚ではありますが、努力が実るのは意外と時間がかかると思う人も多いのでは。
目標をたてても挫折しないためには?
目標設定の方法を知っても、すぐに挫折してしまう人もいると思います。
目標たてて、PDCAを繰り返すのが良いと知ってるけど…難しいんだよね、って感じです。
私もそうでした。
ブログも放置の時がありましたし、ノー勉で簿記2級の試験に臨んだり(もちろん落ちましたが笑)。
でも、コツをつかめば目標に向かって継続できるようになりました。
そのコツとは、以下の3つです。
- 周りを気にしない
- 目標は柔軟に変えてOK
- 「捨てる」努力をする
順番にご紹介します。
周りを気にしない
挫折あるあるが、周りの意見が気になって諦めてしまうことです。
「目標は毎日10分読書!でも10分てしょぼいよなぁ。1時間にしよ。」
などですね。
こうやって、周りの目が気になると、自分に合わない目標を立てたり、目標がブレて達成でき無くなってしまいます。
そして、目標を達成できない自分て…って負のスパイラルに陥ることもあります。
自分が考えた目標は貫く。
その意思をしっかりもつことで、継続力が全然変わってきます。
目標は柔軟に変えてOK
目標は途中で変えて問題ありません。
例えば、
→しんどいから3日に1記事
→最近は忙しいから1週間2記事
って感じでもOKです。
状況は変わってきます。
しんどいと感じるのも、無理な目標設定をしている可能性が高いです。
コツは、”ちょっとしんどいくらい”がちょうど良いです。
「捨てる」努力をする
ここは大事なポイントです。
人間24時間しかないのですから、
すべて同時にこなすのは無理です。
もちろん理想はあります。
私の場合、
「ブログ毎日1記事」
「運動毎日30分」
ですが、
毎日、仕事して帰宅して、
そこからブログ書いても5時間くらいかかるので、
読書や運動は無理ですね。
やればできるでしょうが、気力と体力がもちません。寝不足も大敵です。
これをこなせない自分に嫌気がさす時期もありましたが、ある時、捨てる決意をしました。
「読書は必要な知識が欲しい時だけ」
「運動は、ブログで100記事かいてから考える」と言う風に変えると、不思議とブログ更新が続くようになりました。
目標が高すぎたんですね。
「我慢」ではなく「選択」すれば、ストレスがかなり無くなります。
目標を継続するには、意識的に「選択」することがオススメです。
まとめ
いかがでしたか?
目標設定のイメージが湧きましたでしょうか。
目標を達成したことが自分のキャリア・実績になるので、しっかりと目標を設定してPDCAを回してみてください。
難しい、しんどいと感じたら、スモールステップで構いません。
目標をたてて達成することを実践してみて下さい。
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