通用するのかな?
後悔するの嫌だし、
転職しない方がいい人について知りたい。
こんな悩みに、元採用担当の観点から解説します。
さっそくですが、以下に当てはまる人は、
転職しない方が良い人です。
- やりたいことが無い
- 目的が現職からの逃避
- これといった実績(スキル)が無い
転職するかどうか悩む人は、特に「やりたいことが無い」状態が多い印象ですね。
採用担当からしてもこういった人は避けるので、転職活動しても難しいと思います。
多少辛くても、しばらく現職でスキルを磨くのが吉です。
本記事ではその理由を深掘りしていきます。
≫転職した方がいい人の特徴【元採用担当が解説します】
転職しない方がいい人の特徴
先程挙げたリストです。
- やりたいことが無い
- 目的が現職からの逃避
- これといった実績(スキル)が無い
一言でいえば、次の職場に向けた行動をしていない人です。
例えば、未経験のIT業界にチャレンジしたい、と言いつつプログラミング勉強していないとか。
ただ単に、
今の職場がイヤ。
あの上司がムカつく。
将来が不安。
ってだけでは転職しても同じ悩みに遭遇する確率が高いです。
働きアリの法則を覚えておこう
どんなグループでもこの構図が形成されます。よく働く2割が去っても、残りの8割の中で2:6:2ができます。
これと同じで、「怠ける2割」への不満から転職しても、次の環境でもまた「怠ける2割」に悩まされるハメになります。
だから、まず自分を変えなければ、今の状態は変わらないのが現実です。
採用担当からみて転職しない方がいいと感じる人
では、具体的にどんな人なのか紹介します。
こんな人です。
- 「いい求人があれば」と考えてる人
- 準備不足の人
- 夢をみすぎている
具体的に説明していきます。
「いい求人があれば」と考えてる人
採用する側の立場で考えみてください。
「できるだけ安く、優秀な人材を確保したい」のが本音です。
しかし、こちらとしては、
「変に縛られず、やりがいがあって、かつ、給料が高い」のが理想ですよね。
つまり、「いい求人があったら」と考えている人は、今より、環境が良くて、給料を高く。と考えているのですが、それが見え見えだと企業側からはNGです。
もちろん、悪いことではありません。
しかし、企業側としては「ウチでばりばり活躍してほしい」わけです。
準備不足の人
今の職場がイヤで、なんとか転職したい。という想いから転職活動をする人がいます。
しかし、最低限、受ける企業の情報は調べておきましょう。何人も面接しましたが、意外と、調べていない人は多いです。悲しいですね。
支店、関係会社は?
業界のトレンドは?
くらいは調べておきましょう。
質問でバレます。
夢をみすぎている
「良い環境で、給料が高い会社が良い…。」
誰もが思うことですが、人より優れたスキルが無いと難しいのが現実です。
スキルが無い人はよく、「お客様に喜んでもらいたい」と抽象的なことを言うのが特徴です。
もちろん、そういう想いは必要ですが、具体的に何ができてどんな成果を会社に提供できるのかを明確にしなければ採用は難しいです。
企業は、「あなたがどれくらい活躍してくれるか」という面を重視していることを意識してください。
転職して後悔するパターン
上記のような特徴の人は、転職しても以下のような後悔をするパターンが多いです。
- 残業が多くなった
- 人間関係が悪い
- 仕事内容がおもったのと違う
順番に見ていきましょう。
残業が多くなった
残業10時間以内!って書いてても、平均であることが多いです。
管理職は早く帰って、部下が頑張っている…なんてこともあり得ます。
しかも、慣れない環境になるわけですから、前職のようにサクサク仕事を進めることができません。
効率が悪くなってストレスです。
会社からの期待に応えようと思ったら、終わったらさっさと帰る…っていうのはちょっと難しいですよね。「何かしなければ」って思うので自然と残業が増えます。
人間関係が悪い
人間関係が原因で転職する人が多いですが、ぶっちゃけ、どこも同じです。
パワハラが当たり前みたいな、酷い環境ならさけるべきですが「今の職場も悪くないけど…」ってくらいの環境だったら、どこも同じと思っていた方がいいです。
どこにでも、
仕事しない人はいますし、
自己中心的な人もいます。
自分にはやさしくても、管理職同士で争ってる…みたいな。よくあります。
仕事内容がおもったのと違う
あるあるですね。
事務作業ばかりで面白くないから、自己裁量のある職業を希望してガッカリするパターンです。
- デザインしたくて入社したけど、要求ばっかりで全然自分の描きたいことができない
- プログラミングでアプリ作りたいのに、バグ修正ばっかり
- 小さい企業ばかり担当にさせられて、やりがいを感じない
がんばりたいのに、任せてもらえないとモチベーションも下がりますよね。
実際、私の会社でも中途入社の人が、始めは「どんどん改革したい」って意気込んでいましたが、下っ端仕事ばかりさせられて、やる気を失っています。
安易に転職すると、こんな感じに同じ悩みをかかえることになります。
会社のストレスはどうすべきか?
じゃあ、今の環境がイヤなんだけど、どうしたらいいの?って思いますよね。
そんな時の対処法は、
「将来に向けて努力する」ことです。
しかも、今すぐ行動してください。
のんびりしてると、あっという間に30代になってしまいます。
時間を無駄にするのが一番後悔します。
私も、もっと早く行動しておけば…って思います。
具体的には、この3つです。
- スキルアップ
- 副業してみる
- 現職を頑張る
スキルアップ
「これができます」と言えるスキルを身に付けることです。
資格でも何でも良いです。
資格って意味ないのでは?と聞かれることが多いのが、何したらいいの?って悩んでる人はまず行動。盲目的にでも始めてみるのをおすすめしています。
勉強しているうちに「これがしたい!」って見えてくることがあります。
社会人に必ず身に付けおくべきスキルは、簿記です。
こちらの記事に、おすすめの理由も記載しているのでぜひご覧ください。
≫簿記3級|独学合格までのロードマップ!勉強方法とおすすめのテキストをご紹介
副業してみる
副業やってみると、稼ぐことの難しさを感じます。
でも、だからこそ”稼ぐ力”を身に付けることは非常に大事です。
どこでも通用しますからね。
「簡単に月5万円稼ぐ方法!」…って気になりますよね?
大抵はセールスなのですが、これを発信する側になれるわけです。
SNSをみてたら「月5万円」とかよくあります。
そんな人達と戦おうと思ったら、自分も頑張らなければって思いませんか?すぐ、行動です。
何したらいいの?って悩む方はこちらの記事をどうぞ~。
≫社会人におすすめの副業5選!体験談もご紹介します
現職を頑張る
イヤかもしれませんが、意外と、自分のためになります。
お金をもらいながらスキルも身に付きます。稼ぐノウハウも詰まっていますよね。
・売上を〇〇%アップさせた、
・昇進した。
何でも良いです。
目標を立ててやってみましょう。
達成できたら、それが将来、転職に有利になります。
私の場合、会社で「RPA」っていう業務を自動化するプログラミングソフトがあることを知りました。
趣味でプログラミングをしていましたが「RPA」があることを知りませんでした。今ではバンバンRPAを使っているので、このスキルは違う会社でも応用できます。
そうなると…、
って言えますね。
会社で頑張ってみるとこんな感じになることがあります。
ぜひ行動してみましょう。
まとめ:がんばる方法はある
働いていると、ストレス半端ないですよね。
転職したい気持ちはわかります。
でも、転職に失敗すると、さらに大きな悩みを抱えることになります。
転職は、しっかり先のビジョンを明確にイメージできるようになってからチャレンジするのがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
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