社会人に必要なスキルとは?|どこでも通用する能力が必要

社会人に必要なスキルって何だろう?
[コミュニケーション能力]、[問題解決スキル]とかいうけど、抽象的過ぎて分からない。結局何をしたらいいの?

そんな悩みに応えます。

就活をはじめる学生や、新社会人の皆さん。
社会で役に立つスキルを身に付け、社会人生活に弾みをつけたいですよね。
私もそうでした。

でも[社会人 必要なスキル]って調べても、抽象的な解答ばかり。

やる気はあるのに、
「じゃあ、何したらいいのか。」
って悩みますよね。

なので、本記事では、
実際に、社会で役立つスキルを3つ、その理由や具体的な方法も合わせてご紹介します。

私は、現在、社会人6年目29歳ですが、サラリーマンしながら[ブログ、プログラミング、株・FX、転売]など、会社では[経理、人事、調達]を経験してます。

わりかし多角的視点から解説できるのではないかなと。

そんな経験を元にお話ししていきます。

社会人基礎力とは?

良く挙げられるのが、
「⼈⽣100年時代の社会⼈基礎⼒」です。

経産省が2006年に定義、2018年に改訂したものです。(参考:『経済産業省HPより』

内容は以下の6つ。

1.前に踏み出す力(アクション)

一歩前に踏み出し、
失敗しても粘り強く取り組む力

  • 主体性:物事に進んで取り組む力
  • 働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
  • 実行力:目的を設定し確実に行動する力
2.考え抜く力(シンキング)

疑問を持ち、考え抜く力

  • 課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
  • 計画力:課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
  • 創造力:新しい価値を生み出す力
3.チームで働く力(チームワーク)

多様な人々とともに、目標に向けて協力する力 発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力

  • 傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
  • 柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
  • 情報把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を知解する力
  • 規律性:社会のルールや人との約束を守る力
  • ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力
4.目的「どう活躍するか」
⾃⼰実現や社会貢献に向けて⾏動する
5.学び「何を学ぶか」
学び続けることを学ぶ
6.組合せ「どのように学ぶか」
多様な体験・経験、能⼒、キャリアを組み合わせ、統合する

・・・正直、抽象的でわからないですよね。
紐解いていきましょう。

社会人基礎力が重要視されている理由

社会人基礎力には、
2つの目的があります。

  1. 学生と企業の認識の差を減らすため
  2. 年代を問わず活躍できるようにするため

学生が社会に出て直面するのが、
社会の厳しさと、上下関係です。

毎日、会社のために働き、理不尽だと思う要求にも応えないといけません。
無能な先輩に頭を下げないといけませんし、頑張っても給料は簡単には増えない。

そんな厳しい環境から、
若者が続かない、
育たない状況になってしまっています。

その状況を乗り切る為に、
考えられたのが、社会人基礎力です。

社会人基礎スキルが抽象的な理由


しかし、せっかく国が定義してくれているのですが、漠然としていてイメージができません。

まだ、コミュニケーション能力、PCスキル…
と示してくれた方がわかりやすいですよね。

でもこれは、国が指導者へ向けて
「こういう理念で活動してね」
というメッセージだからです。

例えば、「2040年までCO2を無くそう」
と言いつつ、具体的な政策は各企業に任せているのと同じです。

だから、具体的にどうすればいいのか。

自分で考えなければなりません。

自分で必要なスキルを選ぶことが大事

自分で考える際、ポイントなのが、
以下の2つを別で考えることです。

  • 企業が求めるスキル
  • 人生を充実させるスキル

スキルがあるに越したことはないですが、
必要なスキルは、その個人の環境によって変わります。
そして目指す目標によっても変わります。

例えば、工場オペレーターはプレゼン能力より、問題解決能力・体力が必要です。
プログラマーはコミュニケーション能力より、PCスキルです。

だから、自分で必要なスキルを探すしかないのが現実です。

でも、社会人を経験しないと、自分で答えをだすのは難しいと思います。

私もそうでした。
わからないので、手当たり次第、ブログとかプログラミングとか、転売など副業をしました。

しかし、色んなことを経験している中で気づいたことがあります。

それは、将来、役立つスキルの条件は、
「どこでも通用する」ことです。

転職しようが起業しようが必ず使うスキル。

それが社会人に必要なスキルです。

社会人に必要なスキルは3つ


そこから導き出された、
どこでも通用するスキルは、以下の3つ。

  1. コミュニケーション能力
  2. 経理、法律の知識
  3. 稼ぐ力

このうち1つでもあれば十分です。

※もちろん、社会人でもスキル無い人は多いので安心してください。あせらずスキルを身に付けていきましょう。

この3つは、どこでも通用します。

PCスキルとか、プレゼン能力とかは、これらを目指すための手段になります。

どこでも通用するスキルのメリット

就職すると、収入は安定しますが、
時間に縛られ、人間関係で悩みます。
そして、何のために働いているのか分からなくなってきます。

脅すようで悪いですが、これが現実です。

もちろん、そういう働き方を選ぶのも間違いではありません。

でも、どこでも、どんな働き方でも生きていけるというのは、将来、めっちゃ楽になること間違いなしです。

それがこの3つのスキルです。
それぞれ深掘りしていきます。

コミュニケーション能力

友達が多かったら楽しいだろうなぁ。
人と会うのが億劫。
上手くコミュニケーションとれたらどれだけ楽か。

って思ったことありませんか?

コミュニケーション能力があれば、
職場でも人気者になれるし、
お客様に気に入られたら営業にも活かせます。

ヘタしたら80歳になっても、
商売できます。

コミュニケーションが苦手な人は心理学を勉強すべし

でも、人と接するのが苦手な人も多いはず。
そんな時は代わりに[心理学]を学ぶのが良いです。

私も、どちらかというとコミュニケーションに苦手意識があるので、心理学の方が好きです。

心理学を学ぶと、実践したくなるので、
人と接するのが少し楽しくなるメリットもあります。

経理、法律の知識

生きていく上で、死ぬまでついてくるのが、
経理と法律です。

企業は、お金の動きを記録しますし、
フリーランスになっても、税金のために収支を記録しないといけません。

また、法律は人生に密接にかかわってきます。
外に出れば、道路交通法、
企業で働けば、労働法…。

など、切っても切れないのがこの2つです。

企業、個人関係なく必要になるので、
このスキルがあれば、転職したり独立したり自由な働き方をすることができます。

そして、その「どこでも働ける」安心感は、ストレスを大きく減らします。
これはマジです。

実際に、私は簿記2級を取得してから、
ガラッと環境が変わりました。

経理の知識がついて、会社全体を見れるようになったのも大きいですが、

その知識と経験があれば、
転職しても、「今以下の企業になることはない」という自信がついたからです。

※その根拠は、人事として同年代の履歴書を見ていた経験からです。
資格無い人や、そもそも履歴書欄を埋めてない人が多かったので、「自分ならもうちょっと上手く就職活動できるかな…」って思ってました。

その自信があれば、多少理不尽なことを言われても「転職すればいいや」って思えるので、変なストレスを抱える必要が無くなります。

会社にしがみついていた時は、すごくしんどかったですが、そう思えるようになってから大分楽になりました。

経理への1歩は簿記3級です。
まだ簿記に触れたことが無い人はぜひ。

コチラの記事で独学合格についてまとめています。
3か月あれば合格できるのでおススメです。
≫【簿記3級】独学合格までのロードマップ!勉強方法とおすすめのテキストをご紹介

稼ぐ力

これは想像つくと思いますが、
[稼ぐ力]があれば、会社に縛られること無く、ストレスフリーな生活をすることができます。

一番最強なスキルです。

でもこれも少し抽象的ですね。

だから、目指す目標によって学ぶことを選択しなければなりません。。

  • ブログ→マーケティングスキル、ライティング能力
  • プログラマー→ITスキル
  • FX・株→世界情勢、金融知識

などなど。

これで稼ぎたい。
って思ったものを実践で学んでいくのが良いです。

コチラの記事で、私が経験した副業を5つご紹介していますので「何したらいいのか?」って迷ってる方にオススメです。
≫社会人におすすめの副業5選!体験談もご紹介します

まとめ:社会人に必要なスキルはどこでも通用するスキル

以上、いかがでしたか?
イメージは湧いてきましたでしょうか。

社会人に必要なスキルは[どこでも通用スキル]です。
それが以下の3つだと解説しました。

  1. コミュニケーション能力
  2. 経理、法律の知識
  3. 稼ぐ力

抽象的な情報に惑わされず、
しっかりと将来役立つようにスキルアップ目指してください。

≫【簿記3級】独学合格までのロードマップ!勉強方法とおすすめのテキストをご紹介
≫社会人におすすめの副業5選!体験談もご紹介します

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