社会人になったら新聞を読まなければ・・・と思っていたけど、購読料も高いし、読むのしんどい。
そもそも新聞を読む必要はあるのか。
読む代わりにブログ書いたり、読書してた方が幸せだよね。— いがだるま@20代向けブログがんばるんば (@igaramu777) December 9, 2020
そもそも新聞を読む必要はあるのか。
読む代わりにブログ書いたり、読書してた方が幸せだよね。
上記ツイートの通り、社会人なら新聞を読むべきという風潮がありますが、本当に効果あるのか謎ですよね。
だから、何となくで新聞を購読している人や、新聞を契約するか迷っている、社会人1年目や就活生もいるのではないでしょうか。
「読んでも身になってる気がしない。」
「そもそも、読む必要ある?」
「月4000円は正直高い…。」
私も、社会人になって5大紙すべて契約し、経済紙やウォールストリートジャーナルまで…読み比べを3年間続けました。
その結果…、新聞は不要と考えるに至りました。
ネットの方が、早いし安い。
新聞をとるか迷っている人へ向けて詳しく解説します。
- インターネットの発達で新聞が不要に
- 新聞を読むべき、は間違い
- 新聞よりSNSの方が優れている
- 情報リテラシーの鍛え方
- おすすめの情報の集め方をご紹介
インターネットの発達で新聞が不要になった
いまや、新聞に代わる情報源は、インターネットになっています。
情報に必要な要素は…
- 速報性
- 重要性
- 信ぴょう性
です。
ネットは信ぴょう性が薄いというけど、早くて、いつでも見れるし、一次ソースに近い…メリットがたくさんありますよね。
今となっては新聞の情報も怪しいですし。
昔は、国民の情報源が新聞だけでした。
でも、ネットが発達した今では、国民が「情報を自分で選ぶことができる」ようになったのは大きいです。
新聞は右肩下がりの業界
日本新聞協会によると、2008年ごろから1世帯当たり発行部数が1.0を割り込みました。
ちょうど、スマホが出る前で、パソコンで快適にネットができるようになった頃ですかね。
SNSの登場も大きいです。
今のうちにネットで情報を集めることに慣れた方が良さそうです。
新聞はこれからもっと不必要になっていくでしょう。
でも、新聞を読まなければ、世間に置いて行かれる…そんな感覚ありませんか?
新聞を読むべき、は間違い
「社会人の会話に出てくる。」
「読まないと世間から遅れる。」
と聞きますよね。
でも、断言します。
その心配は無用です。
私も、そう思って、社会人になってから、
日経新聞、産経新聞、読売新聞、毎日新聞、朝日新聞を契約し、ウォールストリートジャーナルや雑誌、プレジデント、日経トレンディ、など読み漁りました。
雑誌なんかは、深夜にコンビニ立ち読み巡りしました。
毎日、何時間も立ち読みしてると嫌がられますので店舗をローテーションします笑
それを3年間続けましたが、Yahooニュースで十分だな、、、という考えに至りました。
とりあえず、読むのがしんどかったです。
費用対効果が薄いです。
使えるのは話題程度
必要派の人は、新聞の内容が話題になるという主張です。
でも、よく考えてみると、社会人がしてはいけない話題として…「お金」「政治」「宗教」があります。
新聞って、読み比べしてみると、各社の主張が全然違うことが分かります。
読売新聞は自民党寄り、朝日新聞は立憲民主党寄り…って。
完全に「政治」の話が書かれています。
つまり、話題は見出しだけで足りるのがポイントです。
それだったら、家で新聞広げて読まなくても、通勤中にニュースアプリ見るだけで良いですよね。
新聞よりSNSの方が優れている
いつでもどこでも見れるのは大きなメリットです。
分からないことはネットでググるし、無料で情報はたくさんあります。
ネットのデメリットとして挙げられるのが、信ぴょう性の無さです。でも、新聞も同じ話です。
例えば…朝日新聞珊瑚記事ねつ造事件(Wikipediaより)があったり、新聞記事の信ぴょう性は、実はあまり無いのです。
新聞社が数社ありますが、タイトル、見出し、冒頭、本文…どれをとっても同じ内容ということはありません。
しかし、事実を国民に知らせるのが報道の役目でしたら、各社そんなに違うこと無いですよね。
新聞を盲目的に信用していた時代は、異常な時代だったと言えます。
情報リテラシーが求められる時代
新聞にせよネットにせよ、情報を自分で判断する能力が求められる時代になってきてます。
いわゆる「情報リテラシー」です。
では情報リテラシーを身に付けるのは、どうしたらよいのか。
その方法をご紹介します。
情報リテラシーの鍛え方
私が新聞を読み比べしていたのは、比較するためでした。特に、各社で「意見」が全く違います。
この、「事実」と「意見」を見分けることが一番のポイントです。
見分けるためには、以下の2つの要素から考えます。
- 記事の位置
- 語尾
新聞を例に、順番に解説します。
記事の位置
どんな記事が一面にあるか、どんな大きさで掲載されているか。
これを考えます。
もちろん、主張したい記事が一面にきています。
一面って重要なトピックスのような気がしますよね?
でも、読み比べてみると、同じ日でも各社全然違う時が多々あります。
「一面が重要だから覚えておこう」ではなく、「そう主張したい人がいるんだなぁ」という見方をします。
語尾
よく使われるのが、「~だと思われる」「~が焦点になる」です。
でもこれは「予想」です。
基本的に記事の冒頭数行は事実が述べられ、そのあと「意見」が出てくるのですが、意外と予想ばかりの時があります。
「~と思われる」「~が大勢の見方だ」など。
例として、菅首相任命の日の記事では…「9月16日の午後、総理大臣指名選挙が行われ菅氏が462票のうち314票をあつめ第99代総理大臣に指名された。」という事実があるとします。
そのあと…
- 「今後の焦点は、コロナウイルス対策や、安倍政権が推し進めていた改憲を実現できるかどうかだ。」
- 「今後の焦点は、米中との調和が焦点になり、TPPなどの経済対策が焦点になる」
この二つで全然主張が違いますよね。
前者はコロナ対策や改憲について焦点をあてていますが、後者は、「いやいや、コロナより、落ち込んだ経済をどうするかでしょ。」という意見です。
実際にこれくらい違いがあります。
新聞を1つしか取っていない家庭が多いので、その新聞社の主張が世間のスタンダードだ、と思ってしまうのも無理ありません。
でも情報リテラシーは多角的な視点が必要です。そのためにネットで情報を集めるのが一番良い方法なのです。
おすすめの情報の集め方をご紹介
上記でご紹介した通り、新聞は不要、そして情報は「事実」と「意見」を区別することが大事だと話しました。
その能力を養うためには、ネットを活用していくことがオススメです。
2つのツールを使います。
- ニュースサイト
- SNS
まずは、ニュースサイトで事実をあつめる
まずはニュースサイトで「事実」を集めます。
読むのは見出しと冒頭分だけでかまいません。
記事の位置に注目です。どんなトピックが注目されているか、です。
もちろん、トップに来ているのが大きなトピックです。
YahooニュースやGoogleニュースでこと足りますが、
オススメなのがWSJ(ウォールストリートジャーナル)やニューヨークタイムズです。
海外のニュースサイトは、日本とは別物です。
世界の動向をとらえるのは大事です。
モリカケなんか絶対にやってません笑
英語は苦手でも心配無用。
ブラウザで翻訳できますし、日本語ページもあります。
正確に翻訳できなくても、「どんなトピックが注目されているか」だけでもわかるだけで、かなり勉強になります。
- ウォールストリートジャーナル電子版→2ケ月間は100円で購読できるので、試してみたい方はぜひ。でも無料で見出しを読んでいるだけでも有効です。
- COCOS BOOKS→電子書籍ストアです。毎月4,000円のお支払いで4,400円分のポイントがもらえる「ゴールドプラン」を活用すれば日経新聞 電子版が毎月お得に読めます。初月無料なので、お試しでもぜひ。
次に、SNSで意見を集める
ニュースサイトでどんな記事が注目されているか、わかったところで、SNSで意見を集めます。
ニュースサイトだけ読み進めていっても良いのですが、それだと「意見」を一つしか得ることができません。
なのでSNSで情報を得ます。
無難にTwitterのコメント欄を眺めるだけで良いです。
あぁ、みんなこんなこと考えているのか。って感じです。
それだけで、実際、ビジネスにも活かせますし、話題に困ったことはありません。
まとめ
ニュースサイトで情報を集めるイメージが湧きましたでしょうか。
やはり、改めて考えると新聞に月4000円は高いです。しかも、読み比べすると月数万円はかかります。
私も、毎月20,000円かかってました笑
独身だからできたことです。
ニュースサイトとSNSを活用すれば、無料でいくらでも情報を集めることができるので、ぜひ実践してみてください。
5大誌、各社の特徴
最後に、せっかく5大紙を読み比べていたので各社の特徴をご紹介します。
特に、就活生や新社会人など、「事実と意見の見分け方ってどうなの!?」っていう人に参考にしていただきたいです。
コツは2点です。
- 始めの数行がだいたい「事実」
- 記事の位置、大きい記事は主張したいこと
これを念頭に置いて読んだら、記事の意図が分かります。
以下、販売部数順で解説します。
- 読売新聞|自民党寄り。無難な記事が多い
- 朝日新聞|野党寄り。政治批判が多い
- 毎日新聞|朝日新聞と類似。契約したらNYタイムズも読めるのでお得
- 日経新聞|政治・経済に特化した唯一無二の新聞、市況データが満載、政治に対しては中立
- 産経新聞|他の新聞が言及しないことを書いてある、ネットの意見寄り
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