悩むと、考えるの違いって難しいですよね。
ちゃんとモノゴトを考える人なりたい。
悩みが多くてツライのは、[悩み→考える]へのシフトが上手くできていないことが原因です。
本記事では、「悩む」と「考える」の違いについて解説し、「考える」にシフトしていくことで悩みに振り回されない方法を解説します。
「悩む」と「考える」の違い
まずは[広辞苑/第7版]で、ことばの定義をみていきましょう。
- 【悩む】いろいろ思い考えても上手くいかず、精神的な苦痛や負担を感じて苦しむ。困る。思いわずらう。
- 【考える】実情を調べただす。吟味する。思考をめぐらす。あれこれと思量し、事を明らかにする。
わかりますかね。
いや、わかりにくいですよね。
かみ砕いてみると…
- 【悩む】答えが無いことを考える
- 【考える】導き出したい答えのために考える
という感じです。
『答えがあるかどうか』がポイントになってきます。
悩みは解決しにくい理由
悩みは解決しにくいです。
「悩み」は答えがない状態ですよね。なので、何処に進めばいいのか分からないです。
例えば、
「この人と結婚していいのかな。」
「この仕事続けてたらどうなるか。」
これがずーっと頭のなかでグルグルしてたら、しんどくなってきませんか。
抽象的なので、考えても考えても悩み続けることになります。
「考える」にシフトする方が良い
そんなときは、まず、導き出したい答えを明確にすることです。目標とか欲求とかそんな感じで良いです。
答えを明確にして、どうやったら解決できるのか「考える」ことです。
どうしたらいいのか、将来が不安。
【目標】
自由に働きたいから、プログラマーかなぁ。
【考え】
そのためにプログラミング勉強しよう。
この人と結婚していいのかな?
【目標】
一緒に同じ仕事して歩んでいきたいな。
【考え】
今の人は申し分ないけど、依存してくるからダメだ。気持ちにも波があるし…。
こんな感じですかね。
多くの人が「悩み」で止まってしまいますが、プラス一歩、「目標」を考えることで結果が全然変わってきます。
悩み→考えるに変えるコツ
では、「悩み」を「考える」に変えるコツを解説していきます。
ステップは3つ。
- 導き出したい答えを明確にする
- 捨てる努力をする
- 行動に移す
具体的に説明していきます。
導き出したい答えを明確にする
これは上述した通り。
目標、欲求などです。
パートナーと一緒に働きたい。
独立、企業したい。
田舎で暮らしたい。
モテたい。
ザックリこんな感じでいいですよ。
捨てる努力をする
目標、欲求を考えていると、どんどん湧いてきます。
上述したのは、実は私の目標、欲求です笑
でも、いっぺんに叶えることは難しいです。
「悩み」が続ける人の傾向は、アレコレ考えすぎて収集が付かなくなることです。それは避けるよう意識してください。
選択肢は最大3つまでにしてください。
それ以上は、考えすぎるのでNGです。
行動に移す
多くの人ができていないのが、
選択肢をしぼった後は、かならず行動に移すこと。
考えた後、疲れてしまって行動に移すのがめんどくさくなってきます、でも、やがてまた同じ悩みに直面することになります。
「悩み」を「考える」に変えた後は、あとで悩まないように、さっさと解決しておくことです。
そうして、人生を前に進めることができます。
思考力を鍛えるおすすめのツール
私はこの本を読んで、鍛えることができました。
ガチでおすすめです。
A4一枚に、頭の中に浮かんだことをガーっと書いていく手法について解説されています。
これを読んで、私が感じたメリットは以下です。
- 頭に浮かぶイメージ・感情を言葉にすることで、モヤモヤした気持ちが具現化されて原因が分かる。
- 言葉の意味をとらえるのが上手くなる
- 頭が整理されて、自分が考えていることが明確になる
これらが詳細に解説されています。
日々、悩んだり考えたことは、時間が経つと忘れてしまいます。せっかく考えたのに無かったことになるのは、もったいないですよね。それをメモに書き出して具現化しよう、ということです。
1日5分もかからずおすすめの手法です。1,500円くらいでサッと読めるので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
「悩み」と「考える」を理解するメリット
「悩み」を「考える」にシフトする一番のメリットは、悩みに振り回されなくなることです。
そうなると…、
以下のようなことを実感すると思います。
- モヤモヤがスッキリしてポジティブになる
- 問題解決能力が身に付いて経験を積むことができる
- 決断力ついて自信が湧く、チャレンジ精神が身に付く
ぜひ、目標・欲求を明確にして行動に移してみてください。
コメント